2022/08/02
「エンヤラヤー」


エンヤラヤー
869年から1150年続く祇園祭。
疫病退散を祈って始まったのに
コロナという疫病のため山鉾巡行を2年休み。
3年ぶりに晴れやかに戻りました。
超ヒマやさかい
1022年前から今宮神社前にある世界一古い茶店で
厄除けのあぶり餅よばれてほっこりしてます。
千年の値打ち。SDGsのS。
コンチキチン
千年とは言わんでも
百年続く会社が世界一多いニッポンは
自分のサステナブルさを
もっとうまいこと発信できひんもんですかね。
まだしばらくあつおす。
きいつけとくれやす。

               中村伊知哉

2022/07/04
「梅雨明け」


あつおすなぁ
6月に梅雨明けてどないやねん ですわ
ろうじのどんつきにある
京都の町家にいてますと
だしだすん3年ぶりやいうて
ねきのひとらが祇園祭のしたくしたはって
せいだいおきばりやす
あ、ぼくiUと併任してる京大の特任教授
防災研究所に所属かわりまして
防災イノベーションの時代やで~
ゆうとりますけども
11日はCiPでメタバースのシンポですねん
よろしゅうに



               中村伊知哉

2022/06/02
「リズム、叩き出して行きましょう。」


総会シーズンでございます。
CiP協議会も超教育協会も超人スポーツ協会も
デジタルサイネージコンソーシアムも
吉本興業もスペースシャワーも総会です。

政府も知財計画やら何やら選挙前・人事前に
ギュウギュウ落とし込んでるんですが、
メタバースにweb3の大行進で、
民間のしかるべき受け皿を作らねば、という状況。

6日にはデジタル政策フォーラムと
国際公共経済学会の共催シンポでそのへんやります。
延期していた「デジタル新年会」もリアル開催します。


スペインでの学会世界大会は未だ事情が整わず
今回ナクナク参加を見送りますが、そのかわり、
YouTube「学長くんガチョーン」インタビューで、
伊藤穰一さん、mixi木村弘毅さん、いとうまい子さん、
京都精華大学ウスビサコさんら立て続けに凸撃しています。
リズム、叩き出してまいります。



               中村伊知哉

2022/05/09
「次のSなこと」


iUは3年目を迎え、一期生がインターンに出ます。
全員、4ヶ月、必修です。
企業で学び、全員起業します。
まだ始まったばかり。これから、続けます。

SDGsのSはサステナブルですよね。
長続き、大事ですよね。
110年続く吉本興業はSDGs的です。
その記念「伝説の一日」は、総力を見せたイベントでした。
iUキャンパスにあるBSよしもとでも発信されました。

続いて開かれた「沖縄国際映画祭」、
100年続けるつもりのイベントでは、
リアルのレッドカーペットが復活しました。
地元の強い要望があったとか。続けたかいがあった。
55年ぶりの大阪万博に向けた「WARAI MIRAI」も開催。
コロナから抜け出して、次のSなこと、作っていきましょう。


               中村伊知哉

2022/04/02
「Laugh & Peace。今こそ、笑って平和。」


コロナとウクライナ。
2つの戦争が続きます。
コロナは世界のDXを進める一方、
ウクライナはデジタルを主戦場とする初の戦争となりました。
デジタルは戦争を抑制したのか、加担したのか。

何をすべきか。
産官学の議論プラットフォーム
「デジタル政策フォーラム」では、
「ウクライナ侵攻とデジタル技術に関する教訓」
を有志が発表するなどして、議論を高めています。

それでも花は咲きます。
iU3年目の入学式@すみだトリフォニーホールには
吉田沙保里さんにお越しいただき、
ぼくも神聖な舞台で一発ギターかましました。

iUのキャンパス内にスタジオを構えたBSよしもとも
めでたく開局。
吉本興業110周年「伝説の一日」でもお使いいただきました。
大学とメディアの融合を目指します。
沖縄国際映画祭も間近。
Laugh & Peace。今こそ、笑って平和。


               中村伊知哉

2022/03/02
「すみだメディアラボ」


社会人一年生のころSWIFTを担当しました。
民間のデータ通信網が戦争抑止の最重要ツールになるとは。
さらにこの戦争、サイバー攻撃、フライトレーダー、ドローン攻撃、フェイク
ニュース、プロパガンダ、暗号資産・・
デジタルが主戦場とも言える様相です。
その帰趨、遺産、教訓。いかに。


さて iUの敷地に映像スタジオ
「すみだメディアラボ」がオープンします。
「BSよしもと」と連携して運営します。
大規模撮影+配信スタジオでBS番組はじめ
映像作品を制作、放映・配信。
大学をメディア化します。

大学iU、研究所BLab、そしてメディアMediaLab。
教育・研究・メディア。
ぼくが作りたかった3つのピースが揃ってきました。
3年めを迎えるiU、トップギアです。


               中村伊知哉

2022/02/02
「デジタル新年会は延期」


どこより遅い新年会、デジタル新年会。
今年は2月10日 竹芝の予定でしたが、
こんなかんじなので、ひとまず延期とします。
延期しまして、春になっても、夏になっても、
新年会として開きます。

なお、いま投票中の「デジタル十大ニュース2021」は、
2月10日に開票結果をライブ配信する予定です。
https://bit.ly/3IQPULH


新年に入り、にわかに
電気通信事業法を巡る綱引きや
放送の規制緩和論など、風雲急を告げています。
知財本部でのコンテンツ新ラウンドも始まりました。

産学官の議論プラットフォーム
「デジタル政策フォーラム」も始動しました。
メンバーを拡張し、横割りで課題をもんでまいります。
https://www.digitalpolicyforum.jp/

               中村伊知哉

2022/01/05
「京都・東京の二重暮らしより」


コロナでは欧米ほどに苦しまず、
暴動も起こらず 新年です。
オリパラ、できました。
デジタル庁、できました。
新内閣、できました。
デジタル敗戦したけれど、
くじけることもありますまい。

こんな時期なのに、ぼくには新しいコトが相次ぎました。
新刊本を出し、目の手術をして、「ちょもろー」が始まって、「B Lab」が立ち
上がり、京大の特任教授に就任して、倒れて救急車で運ばれ、
「デジタル政策フォーラム」が発足し、つきゆびが治らず、
「国際公共経済学会」の会長に選出された年でした。

今年は 少しばかりおちつかねば。
おちついて いきや~ byゆりやん
賀正 ガチョーン

「反省、2021年。展望、2022年。」
http://ichiyanakamura.blogspot.com/2022/01/20202021.html

               中村伊知哉

2021/12/01
「京都・東京の二重暮らしより」


京都・東京の二重ぐらし。
京大の特任教授を拝命し、15年ぶりに始めてみました。
前回は岡崎にあったスタンフォード日本センター勤めでした。
そこにぼくを引き寄せてくれた今井賢一先生が亡くなりました。
奇しくも野中郁次郎先生に会い、「ぼくを一橋に呼んだのは今井だよ」という話
を伺った日のことでした。
同じく世話になった青木昌彦先生も林敏彦先生も鬼籍に入っておられます。
若いのを引き寄せて機会を与える。ぼくがすべき仕事ですね。手を合わせます。

ひとかどの仕事をなした学者、実業家、クリエイターなどにこのところ学長くん
インタビューで凸撃しています。
共通する答えは「学生のころもっと勉強しとけばよかった」。
遊び、創作、冒険。
後悔してますか? 
これも共通するのが「それがあるから今がある」。
うむ。大学は何を提供すればよいのでしょう。
その意味と価値を考え直しています。

人類がうつむいた年が暮れます。
爆発的な2022年を迎えましょう。


               中村伊知哉

2021/11/01
「前向け、前」


京都国際映画祭。
昨年はオンラインに振り切りました。
今年はハイブリッド。
今年のキャッチ
「前向け、前。」
コロナ後の、令和の形を作り出す。
前向いて行こ。
三船敏郎賞は桐谷健太さん。
アンバサダーは倉科カナさん。
ぐっと若手に振りました。
前向いて行こ。
11万人にご参加いただきました。
来年は、京都の町全体、東西南北を使て、
オンラインもせいだい使て、
も~っと賑わいのあるハイブリッドを実現したい。
前向いて行こ。
よろしゅうに。おおきに。

それに先立つ10月10日「デジタルの日」。
イベント「DIGITAL DAYS SUMMIT」は
デジタル庁と連携し、CiP協議会が主催しました。
ニコ生やYouTubeなど視聴10万人。
きゃりーぱみゅぱみゅさん八王子Pさんサカナクション山口一郎さん
マヂカルラブリーさんDJ CARTOONさんYELLOCKさんSUGIZOさん、
ご協力いただいたみなさん、多謝。
来年は10月をデジタル月間にして幅広でいく方針。
前向いて行こう。
よろしく。ありがとう。

さて。総選挙。
大手の出口調査が大外れでした。
今回の敗者は「旧来の手法」で、
問われたのはメディア。かな。
みなさんの総括や いかに。


               中村伊知哉

2021/10/05
「10月10日は『デジタルの日』」


コロナ禍のライブ・エンタメを救ってください。
直訴していた政調会長が首相になられるとのこと。
コロナも明けそう。
引き続きよろしくお願い致します。

デジタル庁もスタート、コロナ後を見据え、
役所の元同僚、谷脇康彦さんを事務局に迎えて
産官学の論議プラットフォーム
「デジタル政策フォーラム」を発足させました。

そして10月10日は「デジタルの日」。
そのイベント「DIGITAL DAYS SUMMIT」は
デジタル庁と連携し、CiP協議会が主催します。
14日からはぼくが実行委員長を務める
「京都国際映画祭」。
ハイブリッドで開催します。

自粛を自粛して、動きます。


               中村伊知哉

2021/09/01
「デジタル庁、デジタル政策フォーラム発足」


今年も祇園祭は山鉾巡行が中止。でも山鉾建ては行われました。
送り火も昨年に続き、大文字は6点だけでした。でも灯されました。
オリもパラも、制限下ながら開催されました。
五輪は京都で観てました。
無観客でも開催して、脱コロナの展望を得る。
質素な原型の五輪に戻す。
そこそこうまいことやらはった思います。
会場さえあればええし。京都でもできたんちゃうか。

結果、金メダル3位。列強に伍す国家意識も高ぶりました。
そんな昭和の目に映ったんは、若い女性の大活躍。
メダルは女子のほうがうんと多いし、
スケボー女子は計6メダル中16、13、12歳が獲らはって。
それよりゴン攻め4位の岡本碧優さんを
他国のライバルたちが担いだ姿は歴史的場面でした。
背負うものは国家ではなく、愛や友情。楽しんで、笑って、国は二の次。
これこそが、レガシーですな。

デジタル庁、始まりました。
KMDの元同僚、石倉洋子さんが引き入れられました。
やにわに政治が賑やかですね。
東京に戻ってぼくも次を仕掛けます。
「デジタル政策フォーラム」という産官学の論議プラットフォームを作ります。
役所の元同僚、谷脇康彦さんを引き入れます。
よろしゅうに!


               中村伊知哉

2021/08/01
「東京五輪」


テレビ、PC、タブレット、スマホ。計8台。
家中のデジタル総動員で追っています。
五輪はマルチ能力を高める訓練の機会です。
開催してくださり、感謝申し上げます。

瞬間風速とはいえメダルランキング1位。
目にしたことのない光景をいただきました。
スケボー男女も卓球混合も体操個人も
ゴン攻めの大逆転で金。
ハングリーに国を背負う悲壮感はなく
涼しい顔で頂点に微笑む若い世代に
五輪ネガの大人たちも、道を開けてやりましょう。

AIロボットは実況で活躍しているけれど
8Kパブリックビューイングは止められて
思い描いた五輪ではありませんでしたが
勇気りんりんルリの色をもらう毎日です。

私、今月から京都大学の特任教授に就きます。
iU学長との兼務です。
授業には出ず西部講堂と学食に生息した者として
母校に恩返しすべく、ゴン攻めしてまいります。
よろしゅうに。


               中村伊知哉

2021/07/01
「『ちょっと先のおもしろい未来』開催します。」


この土日は、ポップ&テックのイベント
「ちょっと先のおもしろい未来」
「CHANGE TOMORROW」
 ≪ちょもろー≫です。
https://bit.ly/2UPJB7x

CiPが整備してきたポップ&テック特区の竹芝。
eスポーツ、超人スポーツ、アニメ、お笑い、音楽など、
iU、KMD、理研、NICTなど、
オリパラ直前、あえてリアルにこだわった場で、
≪ちょもろー≫な未来をご一緒しましょう。
ポップ&テック2.0の始まりです!

そして、≪ちょもろー≫の場を借りて、
iUの研究所「B Lab」について記者発表します。
おもしろい未来をみんなでつくる世界にないラボ。
世界をつなぎ、融合させ、
技術、サービス、コンテンツ、ビジネス、社会を
生みだす参加型プラットフォーム。

発表は3日(土)、12:15〜12:45。
こちらにて配信します。
https://bit.ly/3jr6R5Y
iU 2.0の始まりです!


               中村伊知哉

2021/06/01
「『新版 超ヒマ社会をつくる。』出版しました。」


「新版 超ヒマ社会をつくる」。
2年前の自書、コロナを受け、半分書き直して出版しました。
副題「アフターコロナはネコの時代」。
デジタル(Kindle)一本にしました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0957G5D1T/

総会シーズンです。
CiP協議会はじめ今月10件ほどある
会社や団体の総会はオンラインもあり、さまがわり。

そして7月3日4日はPop & Techのイベント
「ちょっと先のおもしろい未来」チョモロー!
リアルで開きたく、準備を進めています。
竹芝でおめにかかりましょう。
http://change-tomorrow.tokyo/


               中村伊知哉

2021/05/07
「サイボーグ化しました。」


iUの一期生・二期生 合わせて、
新日本フィルの本拠すみだトリフォニーホールに
少年ナイフを招き、パンクな入学式を行いました。

一年前も緊急事態で断念・延期、しかしなお
病床もワクチンも確保されず また緊急事態。
きみたちがそんなグズグズをひっくり返してくれ。

還暦を迎えたわたくしめは白内障とやらで、
新型レンズを注射器のようなもので
チュッと挿入するシリツを両目計30分受け
サイボーグに進化しました。ラガンじじいじゃ!

遠目のきく眼でやぶにらみしてみます。
著作権法改正、政府報告、InteropにDSJ、
緊急事態でも政官民それぞれ働いております。
ホントのGWは コロナが収まったら
いただくことといたしましょう。


               中村伊知哉

2021/04/01
「シャウトの春」


記録的な暖かさの春。
iU入学式。
新日本フィルの本拠、
  すみだトリフォニーホール。

人類は未曾有の試練にある。
14世紀のペストで人口の2割を失った。
教会などの権威が落ちた。
ルネサンスが生まれ、近代が来た。
21世紀のコロナが生むものは何か。
新ルネサンスを生むのはあなたたち。
つくりはじめよう。

訓示のあと、学長くんが一曲。
は許されず、
少年ナイフにパンクな校歌をシャウトしてもらいました。
シャウトの春。


               中村伊知哉

2021/03/11
「還暦でこざいます。」


今月、還暦を迎えます。わたくし。
ガキの時代、役人稼業、エセ学者。
20年ごとの3毛作を経て、余生の4毛作期です。

2毛作期を過ごした役所の友人や後輩が
連日メディアに登場しています。
苦しいです。
NHKのガバナンスに関する放送法改正。
番組配信に関する著作権法改正。
ネット被害の情報開示に関するプロ責法改正。
重要なメディア法案も目白押しです。
メディア行政が滞らぬことを 祈ります。

もうすぐ春ですね。
ワクチン接種が始まる。緊急事態が解除される。五輪も見える。
3.11から10年、今年も花は咲く。
やわらかい陽の光が広がりますよう祈ります。


               中村伊知哉

2021/02/02
「京都に引きこもり」


京都に引きこもり。
インバウンドさんもいはらへんし、祇園もひっそりしたはります。
建仁寺さんも詩仙堂さんも閉まったはります。
鴨川と比叡山でも眺めてほっこりしてましょ。
仕事ですか?全部オンラインなんで支障ありません。

と思いきや。みんながオンラインに慣れてしもたんで、東京やら海外やら
ボコボコにアポがぶっこまれてきて、せわしないせわしない。PC、タブレット、
スマホ同時開きで会議3件かけもち当たり前。ほっこりできひん。思てたんとちゃう!

京都芸大の先生と打ち合わせしたら、先方も同じこと考えてて、ぼくが京都で
先方が東京、オンラインでこんにちは。どないやねん。

でもコロナ後はこんなかんじになるんですかね。今のうちに慣れとこ、
思います。


               中村伊知哉

2021/01/07
「謹賀新年」


世界史に残る年でした。
ずいぶん立ち止まり、引きこもりました。
他方、DXは進み、eスポーツは隆盛し、
恐らくこの瞬間にも、次の見知らぬ文化が
静かに泡立っていることでしょう。

ぼくらの2大プロジェクト、
CiPとiUも幕を開けました。
特区も大学も、今年はヨコに拡げてまいります。
賑やかに泡立ててまいります。

恒例の、年頭レポート。
「反省、2020年。展望、2021年。」
https://bit.ly/3831T9B

学長くん YouTubeでごあいさつ。
https://bit.ly/3ruQlmV

Mr.President's greetings.
https://bit.ly/2L4DJlT

恒例の、「デジタル10大ニュース」
2020年版、投票開始。
https://forms.gle/8XxoW5hWZgC7Te6y7

謹賀新年。

               中村伊知哉
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2020/12/02
「ツートップの仕事に区切り」


昨年この月は、
上海でよしもと新喜劇を観て
バルセロナのマンガイベントで協定に調印し
釜山でeスポーツの国際イベントを開き
シドニーからマニラへ旅をして
また上海でビジネスの調印。
ずっと続くものと思っていたら、
一年 全く外に出ずじまい、
この一月、東京さえ出てません。

でもこの一年、
iUが開学し、竹芝CiPが街開きして、
ツートップの仕事に区切りがつき、
長男と次男が結婚して、
ツートップの仕事に区切りがつき、
おかげさまで あとは余生です。

人生ずっと逃げていたことの一つ、ゴルフ。
おまえ超ヒマ社会なんやろ、と
ヤバい筋からのプレッシャーが強まり、とうとう敗け、
だいたい還暦にして 初めてコースに出さされます。
余生はプロゴルファーを目指します。
では来年。

               中村伊知哉

2020/11/09
「アメリカ大統領選挙とぼくらの仕事」


20年前。ボストンに住んでいたぼくの息子たちの小学校コミュニティは、
大統領選で真っ二つに割れました。最高裁に持ち込むのも当然という空気。
自分たちで話をつけるのが下手な国だなぁ。モメ通して天の審判を仰ぐ。
成熟してないよなぁ。

どうやらその後も上達せず、今回もまだ最終決着せずくすぶっています。
月初のメルマガは結果を得てからと考えていたのですが、随分ずれ込んでしまいました。
国連の選挙監視団が必要だったのでしょうか。
識字率が低い馬車の時代の制度がそのまま生きていますから。

なんてかつてなら余裕かましたところ、日本は平成の初めに1位だった競争力が
年に1ランクずつ落ちるほどの没落をみせました。
とうに米国の混乱を冷笑する立場になく、今の迷走にもなにがしかを学び取る姿勢を見せねば。

ぼくらはぼくらのしごと。
街開きしたスマートシティ、竹芝CiPは各種Pop & Techプロジェクトを
発信しています。
超教育協会も毎週オンラインシンポを開催、
iUも墨田キャンパスから学生がiUフェスタを配信。
京都国際映画祭も全オンラインで開催しました。
いずれも次はハイブリッドの新機軸を設計します。
今できることをコツコツと。
西川きよし師匠、文化功労者 おめでとうございます。
小宮山宏 超教育協会会長、瑞宝大綬章 おめでとうございます。
大きい秋 みつけた。

               中村伊知哉

2020/10/05
「東京ポートシティ竹芝、お越しあれ!」


P構想8年、安倍政権まるまる費やして準備した
Pop & Tech 国家戦略特区の竹芝CiP。
東京タワーを背に、浜松町駅から500mの
歩行者デッキが直結するスマートビル
「東京ポートシティ竹芝」が菅政権とともにオープンしました。

街開きイベントで発表された「CiPマニュフェスト」に即し、
いろんなロボットが働き、1300個のセンサが活躍するなど
既にテクノロジー満載の街としてデビューしたほか、
超教育や超起業などの活動も始まっています。

お笑いや音楽のポップ系ライブ配信も行われ、
こけら落としにパンクなコントを披露したジャルジャルさんは
翌週のキングオブコントで優勝。
幸先がよろしい。

街開きイベントにお越しいただいた直後に
任命された平井卓也デジタル担当大臣からは、
その産学連携拠点をデジタル庁の支局として
使いたいとの意向をいただいており、
お役に立てる場として整えてまいります。

ビルの向こうは東京湾。この完成を皮切りに、
東芝ビルが巨大ツインタワーに生まれ変わるなど
竹芝・浜松町界隈は槌音が止まず、
これから大型の街が育っていきます。
お越しあれ。

               中村伊知哉

2020/09/01
「東京ポートシティ竹芝、オープン!」


Pop & Tech特区の竹芝CiP。
シリコンバレーとハリウッドを日本的に融合した「21世紀の出島」を創る。
研究開発と人材育成を基盤としつつ、新産業を産学官で産んでいく。
先端技術をまるごと実装するスマートシティを形成する。
構想から7年、社団化から5年。

IT、通信、放送、音楽、アニメ、ゲーム、広告、商社、金融。
慶大、iU、東大、理研など教育研究機関も参画し、政府とも連携しています。
9月14日にいよいよ街開きです。
街開きイベントをニコニコ生放送+文化放送で発信します。
https://takeshiba.org/cip-openingevent-2020/

続く18(金)~20(日)には「TAKESHIBA SMARTCITY FES」を開催します。
blockFMによるパフォーマンスや吉本興業のお笑いライブ。
金属バット、ニューヨーク、コウテイ、ZAZY、ランジャタイ(!)という尖った
芸人も集合します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000054402.html

CiP構想が芽生えた頃には既に現政権でした。
アイディア、企画、ビジョン、建設、開業まで。
一つの街づくりができる長期政権だったのですね。
次の政権下でCiPは本格稼働です。

               中村伊知哉

2020/08/01
「奇遇な必然」


4か月ぶりに体を動かし、日本海に出てみました。
京都の北端、京丹後市とiUとの協定調印式を執り行いました。
大学と自治体の連携で、人材育成や地域活性化を進めるモデルを作ります。
京丹後市の中山泰市長とは41年前、大学の同級生となった間柄です。
天理高校の投手だったという彼は、入学早々の体力測定で、
助走なしに軟球を108m投げ、ぼくは腰を抜かしました。
巨人の星の、巨人軍の入団テストでも80mで合格やったやん。
108て。除夜の鐘の、煩悩の数やん。硬球の縫い目の数やん。
「硬球やったらもっと行った」

その後、大学で会ったのは1-2回しかありません。
その後、霞が関で会って互いにビックリしました。
ぼくがいた郵政省と彼のいた総務庁がその後合併して総務省となります。
ぼくは省庁再編の担当を終えて大学へ。彼は政治に進み、20年。
また会って、思いが一致する。奇遇な必然、です。
調印式には京丹後市住みます芸人「キャロットキャベツ」にも
立ち会ってもらいました。
吉本興業が47都道府県に芸人を住まわせ地方創生するSDGs的な取組とも
連携します。
コロナ後を見据えて、今できる仕込みをしてまいります。

いつもより11日遅い梅雨明け、
統計開始以来はじめて台風が来なかった7月。
この異常気象がコロナに効いてくれることを祈ります。


               中村伊知哉

2020/07/01
「イチについて、ヨーイ。」


コロナくんがまだ居座っています。
出ていかず、同居するつもりかも。
じゃあこっちも考えがあるぞ。
てなことで毎日オンラインです。
CiPも超教育協会も毎週OLシンポ。
今週日曜は世界初のOLワークショップコレクションを開きました。
iUはキャンパスを開きながらも毎日OL授業です。
ずっとやってやるぞ。

リズムを叩きだそう。
起業熱を高めましょうか。
起業教育に熱心な学校、VC、メンターのコミュニティ
「超・起業学校」をスタートさせます。
キックオフとして、OLシンポを開催します。
慶應、APU、iU、神山まるごと高専、F Ventures、NOW、日本ベンチャー学会。
7月20日(月) 12:00-13:00@ZOOM。
https://zoom.us/webinar/register/WN_WfBdTaMlQ_ux3HxDuc2fQw

総会シーズン、政府報告とりまとめシーズン。
区切りをつけて、次に行く。
イチについて、ヨーイ。。


               中村伊知哉

2020/06/01
「新しい密と疎」


14世紀、ペストで教会や領主の権威が落ち、
ル・ネサンス=再生が立ち起こり、
芸術と科学の花が開きました。
コロナは何を変え、何を産むのでしょう。

ハンコの権威が落ちて、テレワークの花が咲く。
そんなことは、いつか来ると見通せていたもので、
もっと大きい根本的な変化が湧き上がってくるのではないか。
それを産むのはDネイティブ世代であり、
今ぼくにできるのは権限移譲だけではないか、
などと、つらつら。

いや、まだコロナ対策は進みます。
CiP協議会は「新コンテンツ戦略」のステートメントを表明、
与党・政府への提言を進めています。
超教育教会はPC1人1台の実現という大きな区切りを受け、
5G、データなど新ステージに向かって動きます。
「eスポーツ超学校」もスタートさせたところです。

iUはキャンパスを開けます。
でも全オンライン授業を続けます。
バーチャルとリアルのハイブリッド、
新しい密と疎、を設計する。
開学当初から大きな宿題を賜りました。
宿題は、毎日、提出してまいります。


               中村伊知哉

2020/05/08
「集中と分散」


巣ごもりで超ヒマになるかと思いきや、忙しい。
ZOOMやWebexやMeetや何やらで、PCやタブレットやスマホで、
会議がかけもちできてしまうので。
そんな日々、飽きましたが、しばし続きそうですね。

居酒屋やライブが止まり、パンとサーカスを失う。
文化が揺らいでいます。支えたい。取り戻したい。
テレワークで働き方は一変した。ネット授業で教育も一変する。
これは進化だ。戻したくない。
散歩できずにイヌは苦しむ。ネコは家で何事もない。
ネコの天下が来ています。

数千年かけて築いてきた都市への集中と密。
分散を可能とするITは、逆に集中に拍車をかけた。
コロナはガツンと警鐘を鳴らし、分散と疎を求めています。
コロナ後は、どうします?
リアル+バーチャルの掛け合わせで、
集中と分散、密と疎を併せ持つ社会が目指されるのでしょうか。

iUは全オンラインで開学しました。
ネット志向で興した大学なので、さして混乱なく。
ぼくの授業もYouTubeで公開しています。
https://bit.ly/2yoRPsa
でも早くキャンパスに集いたい。密に!

など、つらつらと。
コロナ雑感をば。

■平成30年間の敗北を覆す機会
https://bit.ly/3bYmivV

■Your Generation
https://bit.ly/2Yu15G3


               中村伊知哉

2020/04/1
「春はかならず来る。法則。」


たとえどんなことが起きようと、
時間だけは正確に過ぎる。法則。
だから4月1日が来た。
中国、インド、欧州、米国・・世界の都市が封鎖される。
日本への入国は拒否される。全校が休みとなる。テレワークが一般化する。
トイレットペーパーがなくなる。桜は満開だが花見はされていない。
1年前にそんなことを言えば、派手なエイプリルフールと一笑に付されたろう。

でも、春はかならず来る。法則。

本日、iUが開学します。
まずはネット配信での船出です。
本日14:20からぼくの漫談講義、15:00から吉本興業大崎会長との対談。
公開講座にします。
https://www.youtube.com/iUCHANNEL
明日からも平日13:00に毎日やります。

CANVAS×吉本興業によるワークショップコレクションも
オンラインで開学前のiUキャンパスから配信しました。
巣ごもり諸君も楽しくつくろう!
http://wsc.or.jp/2020/online/
iUの理念は「変化を楽しみ、自ら学び、革新を創造する」。
これで文科省に認可をもらいました。
のっけからの動乱を、楽しもうと考えます。
その上で、乗り越える術を学び、iUという革新を創造する。
最初から理念に立ち向かうチャンスととらえることにします。
波高ケレドモ天気晴朗ナリ。


               中村伊知哉

2020/03/02
「コロナショック」


ワークショップコレクション、東京・福岡。
ビッグデータ勝手表彰。
クールジャパンアワード。
iU校舎お披露目会。
ぼくが関わるイベントも軒並み中止・延期です。

社外取締役を務める
吉本興業やスペースシャワーのイベントも。
ぼくのスケジュール帳は3.11後より
うんと激しく☓印で埋められています。
そこにSkypeやZ00Mでの遠隔会議が
激しく入り込んできています。

行き場のない子どもたちを救えとばかり、
(この業界こんなにスピード感あったっけ?)
オンライン教育もプロモーションの嵐です。

かろうじて開催した、どこより遅い新年会、
「デジタル新年会」には250名のみなさんにお越しいただき、
その場で発表した「デジタル十大ニュース2019」投票結果、
1位はYahoo!・LINE経営統合、2位がデジタル教育大驀進。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamura-ichiya/20200222-00164144/

コロナで引きこもる反動で、
今年はデジタルが伸びるでしょう。
喜べない推進力ではありますが、
この間に、デジタルファーストの環境を前進させたく存じます。


               中村伊知哉

2020/02/03
「どこよりも遅いデジタル新年会」


今週、上海にいる予定でした。
日中メディア連携の協議のため。
習近平主席の来日までに収まっているとよいのですが。

そのころには開学しているiUの準備は着々。
先月はAPU(立命館アジア太平洋大学)や海洋堂を訪れ、
iUとの連携を相談してきました。
東大で開催した超学校シンポでも、
eスポーツや起業支援などの学校連合を作ることを提案。

ぼくのYouTube講義「iUチャンネル」も20本をアップ。
授業はデジタルで、議論や制作はリアルで。
https://bit.ly/37Jndyf

リアルの場である墨田のキャンパスも完成し、
3月21-22日には
「ワークショップコレクション」を開催します。
大型ワーコレが東京に帰ってきます。
ぼくの慶應義塾大学最終講義もその場でやります。
http://wsc.or.jp/2020/

さて、「デジタル10大ニュース」
2019年版の投票が進んでいます。
https://bit.ly/2SNUNye

その結果発表は、
どこより遅い新年会、2月13日、
「デジタル新年会」にて。
衆参議員、霞が関、放送、通信、IT、家電、芸能、音楽、アニメ、ゲーム、
アート、広告、印刷、新聞、出版、スポーツ、銀行、証券、コンサル、食品、建設、
法律、自治体、大学、小学校、
その他合計200名超の出席申込をいただいています。
http://bit.ly/2Qaf1R1


               中村伊知哉

2020/01/08
「令和初のお正月」


令和初の正月を迎えました。

M-1ミルクボーイ優勝の衝撃を抱えたまま、
吉本興業と中国メディア大手との提携調印で北京へ、
その足で北海道にMOMO5号の打上げを見に行く。
愉快な年の瀬でした。

今年はiU開学もCiP街開きもあり、
人生三毛作めの切り替えです。
スタイルも切り替えてまいります。

でも恒例の、年頭レポート。
「反省、2019年。展望、2020年。」
https://bit.ly/2QoZltA

恒例の、「デジタル10大ニュース」
2019年版の投票開始。
https://bit.ly/2SNUNye

恒例の、どこより遅い新年会、
「デジタル新年会」、2月13日。
http://bit.ly/2Qaf1R1


               中村伊知哉

2019/12/03
「令和元年もふけていきます」


令和元年が更けてゆきます。

今月2度めの上海です。 ここで吉本新喜劇を上演するついでに、
上海のメディアシティ開発プロジェクトに触れ、
そのスケールとスピードに腰を抜かしました。
再び訪れ、共同プロジェクト化を画策しています。

その間、釜山、シドニー、マニラを回って、
海辺のスマートシティ開発に思いを寄せました。
ベイエリア竹芝のオープンは来年7月。
開業イベント「チョモロー」の準備を進めます。
水曜のSalon CiPでも語ります。よろしく。
先月はノーベル平和賞・ユヌス博士をお迎えし、
大阪・東京でソーシャル・ビジネスの展望を語りました。
吉本興業のBSチャンネル免許も下りました。
NTTとの教育配信プラットフォーム「マザー」も準備が着々。
「iU」の開学認可も下り、墨田キャンパスの完成も間近です。

令和2年、こうして虹色の花火を用意しています。
早く打ち上げたいな。
気が急いて、ちょいと早うございますが、
メリークリスマス、よいお年を。


               中村伊知哉

2019/11/06
「iU校歌は少年ナイフ!」


マンガ・バルセロナ。 25年続く、2日で5万人を集める日本マンガイベント。
MIT、ボローニャ大学、北京大学の教授陣と
オタクサミットを開催してきました。
来年のCiP街開きでもやりたいね。

バルセロナはスマートシティで世界の先頭を走ります。
擁するカタルーニャ州とCiP協議会が
ポップ&テックで協定を結ぶこととなり、
文化大臣との調印式も開きました。

愛知県がトヨタ自動車ら地元の産業界も巻き込み、
Station Aiという巨大インキュベーション施設を
建設するプロジェクトが始まり、
これにもCiPが関わることとなりました。
ポップ&テックで産業を生んでいくCiPの横展開。
海外・国内に広げます。

11/12にはその姿をお示しする
City & Tech シンポを開催します。
https://takeshiba.org/201911ct/

eスポーツも盛り上がってきました。
先月、茨城国体で初のeスポーツ大会が開催され、
ぼくが座長を務める経産省・JeSUの検討会では
2022年に2000億円というeスポーツ波及効果の
可能性が提示されました。

これも先月、無事終了した京都国際映画祭でも
来年はeスポーツも!という声があがり、
京都府はじめ関係者と方策を煮詰めます。
来週、釜山で開かれる国際会議でも
日本の状況をプレゼンしてまいります。

さて、準備を進めてきた新大学、iU
(情報経営イノベーション専門職大学)。
文科省から認可の答申をいただきました。
来年4月、開学です。
世界にない大学にします。
「iU開学、正式決定。10の挑戦。」
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamura-ichiya/20191102-00149299/

校歌を少年ナイフに作ってもらいました!
https://www.youtube.com/watch?v=Bwe_zUKU4Yg&feature=youtu.be


               中村伊知哉

2019/10/01
「10月もにぎやかに。」


「eスポーツを活性化させるための方策に関する検討会」。
経産省の委託、日本eスポーツ連合JeSUの主催でスタートしました。
座長をおおせつかりました。
今週末は、茨城国体でのeスポーツ選手権です。
ラグビー以上に盛り上げてまいりたい。

先月、愛知国際展示場(Aichi Sky Expo)の
こけら落としもeスポーツ大会でした。
いま美術展で賑やかな愛知県ですが、
名古屋市の真ん中に巨大なインキュベーション施設
「ステーションAi(アイ)」を整備するプロジェクトを始めました。
自動車、ロボット、宇宙の3産業が日本で最も集積する愛知県が
強みを活かしたオープンイノベーション環境を整える。
この構想にCiP協議会が関与することとなりました。
企業、大学、自治体・国や起業家など
コミュニティ形成に汗をかきたく存じます。

「教育情報化推進法」記念シンポ、
CEATEC、
京都国際映画祭、
イベントも目白押しの10月です。 中でも17日から20日の京都は、
「映画もアートもその他もぜんぶ」
街中をハックして騒ぎます。
よろしゅうに!

               中村伊知哉

2019/09/02
「熱い 秋にむけて」


週末、京都・拾得にて、VAMPIRE!40周年ライブに登壇しました。
40年近く前のベーシストとして パンク魂 いわしたれ!
でも腰がカクカクであきません。
ロックもプログラミングの時代、
次はテクノロジー使ってパンクに挑んだろ思います。

テック ポップ特区CiPの竹芝で
7種類のロボットに働いてもらった夏フェスや
札幌・大阪のワークショップコレクションなど
この夏も賑やかでした。

アーティストにIDを付番するプラットフォーム
「アーティストコモンズ」の法人化、
オリパラに向け全国にリアルな応援の場を作る
「応援村」実行委員会の発足など
プロジェクト立ち上げも相次ぎました。

今週は恒例の超福祉展。
超人スポーツの共催です。
経産省ではeスポーツ活性化検討会を開催します。
熱い 秋は、もうすぐ。

               中村伊知哉

2019/08/02
「今月も超ヒマ社会をつくる」


「超ヒマ社会をつくる」を上梓しました。
AIで働き方も遊び方も変わります。
このための超テック、超ポップ、超スポーツ、
超教育、超特区の戦略をつづりました。
http://bit.ly/2NIo9NV

考えて、書くのは一段落。
アクションに力を入れます。

開学準備中のiUは、
i一文字じゃ話が通らず、正式名称を
「情報経営イノベーション大学」
とすることに決まりました。
日本一長い名前にしてやりました。
世界で初めてイノベーションを大学名に入れました。

でも長いので、やっぱり
iU
と呼びます。
キミたちがいて ボクがいる。
You & I、iU。
https://bit.ly/2Zk9ud3


社外取締役を務める吉本興業が
お騒がせしています。
反・反社ファースト、芸人ファースト、
いや、ファン・ファーストが機能して、
きれいになって進化した姿を
早くお見せできるよう力を入れます。

夏休み真っ盛り。
今月は、札幌でも、大阪でも
ワークショップコレクションを開催します。
ワーコレの全国化、進めます!
http://wsc.or.jp/workshop/page/article/7922.html


               中村伊知哉

2019/07/02
「超ヒマ社会をつくる」


国会閉会、G20サミット、参院選。
民間は総会ラッシュ、役所は委員会を仕上げて人事異動。
慌ただしい季節です。

・教育情報化推進法、成立。
 超党派の議連が提出した法案が成就。
 ぼくらの提案から14年がかりでした。

・改正放送法、成立。
 国会で参考人としてプレゼンしました。
 通信・放送融合2.0の幕開けです。

・デジタルサイネージ・ジャパン開催。
 過去最大、15万人のご来場、多謝。

・知財計画2019とりまとめ。
 官邸での知財本部会合で了承されました。
 海賊版対策、データ・AI利活用対策、著作権制度改正。

・超大学、3日間開催。
 小宮山宏さん、隈研吾さん、松尾豊さん、越塚登さん、
 講師のみなさま参加者のみなさま、多謝。

・「超ヒマ社会をつくる」発売!
 5年ぶりのぼくの新刊です。
 https://amzn.to/2Lpvlvo


               中村伊知哉

2019/05/08
「祝 令和」


沖縄国際映画祭にて。
吉本興業とNTTが教育コンテンツを世界発信する
「ラフ&ピース マザー」を始めると発表しました。
政府系ファンドのクールジャパン機構が100億円を出資します。
記者会見には、吉本興業大崎会長、NTT澤田社長、クールジャパン機構北川社長
が揃い踏み。

教育といっても勉強ではない「遊びと学び」。
内容は「CANVASで行く」としています。
CANVASによる創造力と表現力を高める活動を軸に据えます。
映像はNHK「チコちゃんに叱られる!」小松純也さんが担当します。
そしてNTTによる5G、AR、AI、IoT、テクノロジーを駆使した「超教育」です。
吉本×NTT×クールジャパン機構。超教育×デジタル×世界。
平成に育ててきたうねりが、令和の訪れとともに形を伴う気配です。

その翌週、関西で2つのイベントがありました。
「超人スポーツEXPO」。大阪の万博記念公園にて。
人と機械が一体になる「人機一体」の新たなスポーツ。
アキナ、パンサーなど吉本芸人にも参加いただき、
HADOなど超スポ認定7競技の体験会です。
2025大阪万博に向け、大阪のポップ&テックを仕込んでいきます。

そして「078Kobe」。
ポップ&テックの複合型+参加型+都市型フェス。
東京のポップ&テック特区CiP代表として参加しました。
札幌、東京、神戸、福岡。さらに京都、沖縄。
各地のイベントを結ぶポップテックイベント列島を作りたい。
CiPも来年の街開きに向け準備を進めます。

祝 令和


               中村伊知哉

2019/04/02
「平成から令和へ」


平成最後のメルマガでございます。
先週までイギリスとフランスを行ったり来たりしておりました。
ブレグジット大揺れのロンドンは落ち着いたものなのに、
パリは暴動がやまず、あっちもこっちも元気でした。

イギリスは放送のネット対応を民放連のみなさんと調査。
フランスはVRの世界大会に大学院のみなさんと参戦。
日本では放送法や電気通信事業法の改正など
これらに関連する重要法案の国会審議を気にしつつ。

それに先立ち先月は、ワークショップコレクション連発。
福岡は九州大学にて。そして新宿は吉本興業の東京本社にて。
大勢のキッズ、あっちもこっちも元気でした。
超教育協会とデジタル教科書教材協議会DiTTも合併、
デジタルキッズ活動も新展開となります。

胸をふくらませて、令和を迎えます。


               中村伊知哉

2019/03/05
「断食、朝大学開講、デジタル十大ニュース」


行ってきました断食道場。
5日コースでわかったことは、
食べなくてもなんとかもつが、
食べなくてもさほど減らない。

さて、「超大学」を開講します。
AI、IoT、セキュリティ、デザイン思考など、
次の経営者に必要な知識を日本トップの講師陣が伝授します。
東大:小宮山宏さん、稲見昌彦さん、松尾豊さん、越塚登さん、
隈研吾さん、慶應:奥出直人さん、南澤孝太さんなど。
もちろんぼくも参戦します。
5月、三田にて。
http://lot.or.jp/wp/report/847/

デジタル十大ニュース2018。
どこより遅い新年会「デジタル新年会」で
投票結果が発表されました。
1位eスポーツ元年、2位VTuber、3位 海賊版対策。
今年はどうなりますかねー。
http://ichiyanakamura.blogspot.com/2019/02/2018e.html

今週末はワークショップコレクションin福岡です。
福岡で会いましょう。
https://wsc-fukuoka.jp/


2019/02/01
「竹芝CiPにソフトバンクの入居が決定!」


東京港区竹芝にポップ&テックの集積拠点を作る「CiP」構想。
構想ビルを建設して、そこを中心にエンタメやITの企業や研究機関を集積。
このたび、その中核となるビルの入居者が決定しました。
ソフトバンクです。
CiP協議会が入る下層階より上方、約30階をまるごとソフトバンクが占めます。
最上階には孫さんが10兆円持って座るものと思われます。
ソフトバンク及び東急不動産は、このビルをAIやIoTを活用して人流・
環境データを収集・解析するスマートビルのモデルケースとして構築するとのこと。
https://group.softbank/corp/news/press/sb/2019/20190129_02/
CiP協議会はビル及び周辺地域に先端技術を実装するスーパーシティ構想を
進めています。
ビル外の竹芝区域20haや、他の地域への展開も進めます。
ロボット、ドローン、8K、テレイグジスタンス、スマートモビリティといった
ハード系に加え、東大、理研、NICTなどの参加も得て、AI、データ流通基盤など
上流の実装も進める計画です。
上階のソフトバンクとタテに連携しつつ、産学連携のヨコ展開を進めるプラット
フォームとして機能して参ります。

さて、デジタル十大ニュース2018。
投票が進んでいます。
eスポーツ元年、VTuber、海賊版対策のデッドヒート。
https://goo.gl/forms/eFI8oWSNDHrQok413

結果は2月8日(金)のデジタル新年会にて。


2019/01/09
「謹賀新年」


正月はイタリアのかかとにいました。
アッピア街道の終点を示す古代ローマ円柱の眼前にはアドリア海が
紺に広がります。
森鴎外「舞姫」はここから船に乗って始まります。
少し下がってイオニア海、地中海を抜けて紅海、アラビア海、インド洋、
フィリピン海、東シナ海。その先にようやく日本が見えます。
ここは辺境。日本も辺境。

「69、エロティックな年」。
セルジュ・ゲンズブールがジェーン・バーキンとこの曲を歌って半世紀。
前年、パリは燃えていました。
69年、東京もちょっと燃えて東大入試が中止になりました。
でも「サザエさん」のアニメが始まって平和でした。
50年後、パリは黄色いベストが燃えています。
東京は昭和の次の元号が終わり、2020Tokyoに備えます。
2020年に街開きのポップ&テック特区CiP、
2020年に開校のi大、準備の正念場。
エロティックな年にしたく存じます。

実は まだかかとにいます。
わたくし、年末年始にモーレツに働く黒い体質を宿していまして。
役所は御用納めから予算関連法案に走ります。
しかも郵政省は年賀状がちゃんと届くか元旦が勝負。
役所を辞めてからもこの季節に血がたぎり、周りに迷惑をかけていました。
なので近ごろは東京から離れていたところ、離れすぎ、
辺境は風が強く、欠航が相次いだりして。
どこより遅い新年会「デジタル新年会」、2月8日開催。
そのころには戻っていると思います。
謹賀新年


2018/05/08
「YouGoEx」


 バルトは3国といっても、合わせた人口は北海道程度、GDPは北海道の半分。
3国の旅というのは函館・札幌・旭川を行くようなものであります。
2015年からはユーロ圏。東側だった面影は薄くなっています。

エストニアはブロックチェーンの電子政府で知られます。
再び他国に侵略され、国家が消滅しても、ネット上のソフトとしての国家を残し、
IDを持つ国民・同胞が生き残る。それがIT立国に向かわせたといいます。
日本にはない危機感と覚悟。

デジタル教科書を実現する学校教育法や著作権法の改正案が国会に提出され、
長年われわれが進めてきたことが形をなしつつあります。
次、いってみよう。
教育☓テクノロジーの融合を推進する民間の力を結集する「超教育協会」を
設立します。
IT・コンテンツ系の業界団体や経団連などの主要プレイヤーが全員集合。
5月29日の設立イベントには、野田聖子総務大臣や住田知財本部事務局長らも
登壇します。
https://www.facebook.com/events/1745677258831284/ <
 
先月、知財本部が中心となり、総務省も加わって、マンガ海賊版サイト対策を
決定し、賛否の声を巻き起こしています。
私は政府決定の議論に参加していたので中身の論評は避けますが、知財政策の
プライオリティ向上と、知財政策☓IT政策の融合という、かねてからの願いに
寄与する案件と考えます。
AI・IoT時代、こういう厄介な案件、増えます。覚悟しましょう。

同じく先月は、沖縄国際映画祭、078KOBE、ニコニコ超会議という、Pop&Techの
大切なイベントが3連発でした。
CiPもこの夏、東京ベイエリア竹芝でPop&Techイベント「YouGoEx」を
企画しています。
2020に向け、Pop&Tech列島の形成に突き進みたく存じます。

2017/11/13
「デジタル忘年会」


 恒例、産官学の気軽なパーティーの冬版、「デジタル忘年会」。
 8月に開催致しました「デジタル暑気払い」と同じ会場で開催します。
 自称、どこよりも早い「忘年会」です。お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

【デジタル忘年会】
・日時:11月30日(木)19時〜21時
・会場:東海大学校友会館
    東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル35階
http://www.tokai35.jp/staticpages/index.php/acc-000 <
    ・会費:6,000円/人(立食)
・お申込み: https://goo.gl/kHtuSq <
 よりお申込み頂くか、
 yougolab@yougolab.jp にお名前・ご所属・メールアドレスを記載の上、
 ご連絡ください。

2017/11/2
「馬肥ゆる秋」


馬肥ゆりますな。

「映画もアートもその他もぜんぶ」のイベント、
京都国際映画祭。33万人にお越しいただきました。
実行委員長を務めました。おおきに。
http://kiff.kyoto.jp/

岩手「ご当地超人スポーツ」のイベントも開催しました。
達増知事、フェンシング太田さんらとご一緒。
エンタメ×ITの起業支援イベント、
「Start Me Up Award 2017」も実施。

総選挙の日曜には、
「レッドブル・ボックスカートレース」。
豪雨の赤坂を彩りました。
http://www.redbullsoapboxrace.com/jp/ja/ <

今月も目白が押します。
超福祉展、KMDフォーラム、DiTT AIシンポ、海外マンガフェスタ。
どこより早い忘年会「デジタル忘年会」もございます。
ぜんぶひっくるめて、よろしゅうに。

               中村伊知哉

2017/09/05
「ポップ&テック 海外連携」


スタンフォード大学で、CiPやKMDとの連携策を協議してきました。
アジア太平洋研究センター、dschool、教育学部、医学部との
プロジェクトが進みそう。
ポップ&テック竹芝特区にスタンフォードの拠点を誘致したいと考えています。

同じく連携拠点としてシンガポールとマレーシアを訪問。
シンガポール国立大学NUSが展開するインキュベーション施設、
HANGARとBlk71は産官学連携の重要なモデル。
CiPの提携先であるマレーシア「イマジニアリング研究所」も同様。

CiPは起業支援のファンド設立に動き始めていまして、
国際連携を進めつつ、拠点の環境を整えます。
2020に向け、ピースが揃ってきたと感じています。

ところで。
石戸奈々子さんに博士号(政策・メディア)が授与されます。
9月14日、慶應義塾大学の授与式では総代も務めるそうです。
幼稚園、女子学院、東大も総代だったそうです。
総代人生、おつかれさまです。


               中村伊知哉

2017/06/02
「韓国、台湾、そして幕張」


韓国の外務省から済州/チェジュ島に招かれております。
JEJU FORUMなる国際イベントで、
「第4次産業革命とアジアのソフトパワー」について議論です。

先だっては首相官邸にて、
全閣僚出席のもと知財計画2017が決定しました。
「データ・AIの利活用促進に向けた知財システムを作る。」
第4次産業革命への対応が柱です。
いよいよAIやIoTといった次世代技術が成長戦略の軸となり、
各国の主要テーマとなりました。

先週は台北の崋山1914クリエイティブパークを訪れました。
戦前、日本が作った酒造工場を再開発した文化創造特区です。
ここに日台文化を融合させる拠点を作る構想が動いています。
ポップな文化に次世代の技術を組み合わせる拠点。
ポップ・テック拠点を作るCiPも協力しようと思います。

7日から9日まで開かれるデジタルサイネージジャパンでも、
テックとポップの融合をお目にかけます。
DSC設立10年も祝います。幕張で会いましょう。




               中村伊知哉

2017/04/04
「海外連携・官民連携」


昨年、ベーシックインカムを国民投票で否決したスイス、
チューリヒ空港にて。
昨年、障害者向けハイテク・スポーツ大会「サイバスロン」を開催した
チューリヒ工科大学を訪ね、2020年に日本で開催する計画の超人スポーツ世界大会との
連携策を相談しました。
先週は、大統領選間近のフランス・ラヴァルで開催されたVRの世界最大イベント
「LAVAL VIRTUAL」に超人スポーツとして初参加し、
今後の連携策を協議しました。
同じく先月、大統領問題に揺れるソウルを訪れ、韓国政府とCiP協議会との
起業支援等に関する協定に調印してきました。
あれこれ海外との握手で幕を開ける新年度です。

今月はニコニコ超会議に超人スポーツとして初参加します。
沖縄国際映画祭も開催されます。
盛り上げてまいります。
DiTTは今月から社団法人化、新章開始です。4月1日には文科省の教育情報化を
担当する課長に、これまで何かとご一緒してきた梅村研さんが総務省から
着任されました。
官民連携の新しい形を築いてまいります。



               中村伊知哉

2017/03/02
「もうすぐ春ですね」


どこより遅い新年会「デジタル新年会」。
260名のみなさんにお越しいただき、
コモエスタ赤坂デルコラソンでした。
デジタル十大ニュース、1万票を超えるネット投票の結果を発表。
上位入賞は、ポケGo、VR、PPAPでした。
http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2017/02/2016_13.html
今年は何が来ますかね。

さて、デジタル教科書教材協議会DiTTが社団法人化します。
デジタル教科書の制度化、プログラミングの必修化などを背景に、
この分野の急拡大が見込まれる一方、課題も山積。
一段とパワーアップし、世界的なビジネスの展開を支援します。
改めて会員募集致します。ご関心があれば連絡をください。
http://ditt.jp/

デジタルサイネージコンソーシアムDSCも今年は10周年。
ポップテック特区CiPは3年目を迎えます。
総務省サイネージ実験、経産省アーティストコモンズなど
プロジェクトも実装の局面に進んでいます。
花を咲かせたいと思います。
雪が溶けて川になって流れてゆきます。
もうすぐ春ですね。


               中村伊知哉

2017/02/06
「2017年2月10日デジタル新年会開催」


きたかぜぴいぷう ふいている。
ぴいぷうという音感がステキな季節です。
たき火をしたいと思えど、都心で写メでもしたら炎上でしょう。
社団化するDiTTは炎上対策やネット利用教育にも力を入れていきます。

デジタル十大ニュース2016、投票受付中です。
アルファ碁、ポケモンGO、VR元年のデッドヒート。
http://agora-web.jp/archives/2023646.html
投票結果は2/10、どこより遅い新年会「デジタル新年会」で発表します。 お集まりください。

               中村伊知哉

2016/12/07
「2016年から2017年へ」


センテンススプリングに開け、春の熊本地震、リオの夏、
トランプの秋を経て、冬は韓国が揺れています。
そんな2016の年末、先月は動きがありました。

デジタル教科書教材協議会DiTTは、
パワーアップすることにしました。
http://agora-web.jp/archives/2022694.html

超人スポーツは第1回超人スポーツゲームズ。
http://www.afpbb.com/articles/-/3109091

CiP協議会はスタンフォード大学APARCとの
合同パーティーを竹芝にて開催、

映像配信高度化機構は大分にて大相撲の8Kリアルタイム
パブリックビューイング実証を行いました。

それらプロジェクトも集結させたKMDフォーラムも無事終了、
http://forum.kmd.keio.ac.jp/

そして、どこより早い忘年会、「デジタル忘年会」にも
大勢のお越しをたまわり、さて、2017に向けて準備です。

どこより遅い新年会、「デジタル新年会」は、
2月10日です。よろしく!


               中村伊知哉

2016/10/03
「KMDフォーラム開催 2016年11月26日(土)!」


「映画もアートもその他もぜんぶ」の京都国際映画祭、
実行委員長を務めました。
https://mdpr.jp/photo/detail/2150303

世界遺産・国宝、二条城をオープニングに、
西本願寺、大覚寺、京都市役所、京都国立博物館、
立誠小学校、能楽堂、藤井大丸、イオンなど、
京都の東西南北をぜんぶ使ってのお祭り。
みなさま、ありがとうございました。


さて、今月26日(土)は、
慶應義塾大学メディアデザイン研究科のフェス、
KMDフォーラム@三田キャンパスの6会場。
今回はぼくが当番です。
「Tech & Pop ? 2020」をお届けします。
http://forum.kmd.keio.ac.jp

特別企画は「2o2oぼくらの開会式」。
4年後の開会式をTech & Popで提案します。
リオ閉会式に携わったクリエイターや
音楽、アニメ、VR、ドローンの一人者がお見せします。
http://forum.kmd.keio.ac.jp/information.html

ライゾマ斎藤さんシン・ゴジラ樋口さん水口哲也さん
ホリプロ堀社長サニーサイドアップ次原社長
吉田沙保里さん遠藤利明初代オリンピック大臣
トータルテンボスはんにゃおかずクラブ板尾創路さん
夏野剛さん森川亮さん牧兼充さん稲見昌彦さん石倉洋子さん
稲蔭正彦さん岸博幸さん古川享さん石戸奈々子さんらKMD教員も。

よしもと芸人たち、レスラー、音楽家、政治家、マンガ家、
起業家、子どもたち、ドローンパイロット、学者、ロボット、
政府高官、学生、着ぐるみ軍団、着物集団、ロリータ集団
などがうろうろします。

超人スポーツ「暗黒武道会」、CiPビジネスコンテスト、
ワークショップコレクションミニ、DiTTシンポ、
コンテンツビジネスパートナーズフォーラムも開催。

一部、事前登録のものもありますので、
チェックのうえ、三田にお越しください!



               中村伊知哉

2016/10/03
「KMDフォーラム開催 2016年11月26日(土)!」


先月は超人ハッカソンや岩手発・超人スポプロジェクト、
超スポイラストコンペなど、超スポづいていました。
次はCEATECにて「超人スポーツEXPO」を開催します。

それが済むと、京都国際映画祭。実行委員長を務めます。
「映画もアートもその他もぜんぶ」。10/13〜10/16。
http://kiff.kyoto.jp/
二条城、西本願寺、大覚寺、京都市役所、藤井大丸など
都をまるごと使って賑やかにやります。
みなさんでおこしやす。

さて、11月26日(土)には、
慶應義塾大学メディアデザイン研究科のイベント
「KMDフォーラム」を三田キャンパスで開催します。
これも責任者を務めます。
http://forum.kmd.keio.ac.jp/

題して「Tech & Pop ×2020」。
Tech、Pop、教育、ビジネス、スポーツ。
メディアデザインのリアルプロジェクト祭です。
特別企画は「2o2o ぼくらの開会式」。
4年後の開会式をTech & Popで提案します。
リオ閉会式に携わったクリエイターや音楽、アニメ、
映画、VR、ドローンの一人者が提案する開会式とは?
こちらもおたのしみに。


               中村伊知哉

2016/09/06
「秋の陣」


ソウルです。
デジタル特区CiPに韓国政府が関心を示し、
外交・文化当局と連携策を協議中です。
海外連携、地方連携を進めます。

五輪はイタリア、スペイン、ポルトガルで見ていました。
現地のTVは、自転車、ヨット、射撃みたいなのばっか。
でも日本のメダルラッシュはほぼネットで見られました。
ようやく五輪のスマート化を実感。

東京に戻り、NHKのホールで、
520インチの8K五輪ライブに参加しました。
等身大よりデカい選手が目の前で格闘し、
20台を超えるスピーカーで現場の音が迫る空間は、
視聴するというより、「いる」感覚の新メディア体験。
2020は面白いことになります。

秋の陣、仕掛けます。

               中村伊知哉

2016/08/02
「新都知事、よろしくお願い致します。」


先月、霞が関の人事異動に始まり、
参院選がありました。
このたびの都知事選を経て、
スグに内閣改造。
政治の夏です。

そしてスポーツの夏。
リオはどうでしょう。
スマート五輪、ソーシャル五輪と呼ばれた
ロンドンの次は、新機軸が見られるでしょうか。
IoT、AI、ドローン、ロボット、8K、VR。
これらは2020東京のものですかね。
リオはポケモンGO五輪ですかね。

それよりリオは、義足のパラの選手が
オリの金の記録を抜くという、
オリパラ逆転現象が起きることに注目しています。
技術をまとって誰もが超人になる
超人スポーツを2020東京に向けて盛り上げたい。
そのきっかけになればと。

小池都知事、よろしくお願い申し上げます。


               中村伊知哉

2016/07/04
「7月22日、デジタル暑気払い、開催!。」


敗戦で日本は大陸から退き、米国との同盟を頼りに、
円という独自通貨で汗をかいてきました。
英国は自分の意志で大陸から離れ、日本みたいになりたいのかな。
いや、離れるにも時間がかかるし、後悔してやり直そうとするかもしれないし、
先に国内が分裂するかもしれないし、その前に周りの国々でも化学反応が起きる
かもしれないし、長い混乱の始まりでありましょう。

ひとごとの前にぼくたちには、参院選が控えているし、
都知事も選ばなくてはなりません。
多くの会社が株主総会を終え、公益法人もコンソーシアムも総会を済ませ、
官庁も人事をこなしたばかりです。
デジタルサイネージジャパンに14万人もお越しいただくなど、
ぼくらのプロジェクトも恒例の山場を迎えたばかりです。
が、一息つく余裕は与えてもらえません。

まずは「デジタル暑気払い」で景気づけといきましょうや。


               中村伊知哉

2016/06/03
「知財計画2016、決定。」


政府・知財計画2016が決定されました。
IoT、ビッグデータ、人工知能など
第4次産業革命に対応する次世代の制度に
世界に先駆けて取り組みました。
著作権はじめ知財制度の総点検が始まりそうです。

クールジャパン政策では「拠点」づくりが今のテーマ。
竹芝CiPが産業・教育モデルとして取り上げられています。
起工式も済み、建設も始まりました。

4K8Kパブリックビューイングを整備する
映像配信高度化機構なる社団法人も設立され、
その理事長も引き受けることになりました。

2020に向けて、これらの動きをみな
連動させていきます。
来週はデジタルサイネージジャパン@幕張。
お待ち申し上げます。


               中村伊知哉

2016/05/11
「オリパラ参与拝命しました。」


オリパラ参与を拝命しました。
正式名は「内閣官房東京オリンピック競技大会・
東京パラリンピック競技大会推進本部事務局
政策参与」です。覚えられません。
ぼくの役割は、ITやクールジャパンの観点で
オリパラに寄与すること。
情報発信や文化活性化など、アイディアあればお教えください。

先月は沖縄国際映画祭でした。
熊本・九州の震災から一週間での開催。
東日本大震災のときも、その2週間後に開催されました。
またも自粛ムード漂う中での祭典には意味があります。
被災地に、全国に、元気を届けたい。

映画関係者、よしもと芸人、アーティスト、そして
全島41市町村のみなさんが寄り合って地域を活性化する。
こんなオモロい映画祭は他にはありません。
10月には京都国際映画祭です。ぼくが実行委員長を務めます。
沖縄の熱気を、はんなりと京都に持ち込みたい。
そして、沖縄、京都、デジタル特区CiPを連結させたい。

ところで、赤坂にメディア融合の拠点を置いて10年。
先日、ドカンと引っ越しました。
赤坂の3丁目から4丁目に。
五木ひろしオフィスの上です。
お立ち寄りください。


               中村伊知哉

2016/04/04
「この春、引っ越します!」


ジュネーブに来ています。
デジタル特区CiPの参考にならんかと、
レマン湖の水辺をチェックしています。
ここは、WTOやらWIPOやらITUやら、
国際機関が集積してるのが強みなんですよね。
東京はコレが弱い。

先週、同様にマカオをうろついていました。
カジノの集積が強みなんですよね。
東京はソレが弱い。

先々週は、米オースティンをうろつきました。
TwitterやFacebookが世界的なサービスに
成長したきっかけとされる「SXSW」への参加です。
機会を得て「身体の拡張」に関するプレゼン、
CiPと超スポについてアジってきました。
SXSWのあるオースティン、いいなぁ。

ただ、うろつきつつ思いました。
熱気ではSXSWよりワーコレのほうがあるし、
街の活気では普段の渋谷や秋葉原のほうがスゴい。
一点突破の強みに欠けたとしても、
技術やポップの総合力で東京は断トツです。
ならば小規模でいいからSXSWのようなイベントを、
国際機関やカジノのような営みを、
毎日CiPで持ちたい。

さて、赤坂にオフィスを構えて10年。
このたび、移転することにしました。
3丁目から4丁目に。
引き続きごひいきのほどを。

               中村伊知哉

2016/03/02
「十大アナウンス発表!」


どこより遅い新年会「デジタル新年会」には
300名近い方々にお越しいただきました。

その場で「デジタル十大ニュース2015」の結果を発表しました。
投票総数は20695票。
一位はロゴパクリ、二位はドローン、三位はAI・IoT。
順当? 意外?
http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2016/02/2015.html

CiPも「ビジョン十か条」を発表しました。
イラストは、ピョコタン画伯です。
http://takeshiba.org/vision/

われらがプロジェクトの新機軸「十大アナウンス」も行いました。
世界オタク研究所設立、IoT放送局開設、ご当地超スポ開発・・
来年度もフルスイングします!
ご興味あればご連絡を。
http://takeshiba.org/press2016/

さて、今月はSXSWに出向いて発信してきます。
オースティンで会いましょう。


               中村伊知哉

2016/01/07
「デジタル10大ニュース投票受付中!結果はデジタル新年会にて発表!」


年末はマルタからキプロスでした。
したたかに生き続け、今やEU加盟国となっている両島国。
したたかに生きる。学ばねば。

今年は、デジタル特区「CiP」と「超人スポーツ」に両足の体重をかけ、
その上で各種プロジェクトを走らせます。
http://ichiyanakamura.blogspot.jp/2016/01/20152016.html


恒例のデジタル十大ニュース、投票受付中です。
2015年もノミネートは20本あります。
ロゴ、ドローン、サブスク、IoT、マイナンバー、TPP。ネタ多数。
http://bit.ly/1NZERic


投票結果は、これも恒例のデジタル新年会にて発表。
2月19日、赤坂にて。ご参加お待ち申し上げます。
http://www.digital-signage.jp/event/


               中村伊知哉

2015/12/03
「年末に向けて」


どこよりも早い忘年会、 「デジタル忘年会」は200名超のニギニギしい会となり、
ならもう一回ぐらい忘年会開こうかなという年の瀬。

その日の朝、官邸で開かれた知財本部会合では、
TPPの対応方針を決定。
安倍首相も島尻知財大臣も馳文科大臣も口を揃えて、
著作権は二次創作が萎縮しないよう対応すると発言。
政府がこの問題を重視し、苦心して交渉したことを
ひしと感じました。
これを受けての制度作り、本番です。

先月は、DiTTシンポ、超福祉展、海外マンガフェスタ、
TED TOKYO Salon、KMDフォーラムなど、
登壇案件が多かったんですが、今月も、
国際ロボット展、SALON CiP、
G7学生ICTサミット、NRAフォーラムなど目白押し。
あちこち年末のあいさつに出かけて参ります。

               中村伊知哉

2015/11/04
「11月24日 デジタル忘年会開催!」


第一回「超人スポーツEXPO」をDCEXPOの一環で開催、
2020年に向けた勢いをご覧いただきました。
同じく科学未来館で、コンテンツ分野の起業支援イベント
第2回「START ME UP AWARDS」を開催、
若い起業家の勢いに気圧されました。
こうしたプロジェクトをみな、
竹芝の特区「CiP」に結びつけていこうと思います。

映画、アートその他のコンテンツの祭典、
第2回「京都国際映画祭」にも実行委員として参加しました。
京都、福岡、沖縄、札幌・・・
CiPはこれらコンテンツ拠点のハブになるよう
構想を進めます。

一方、政府・知財本部は新ラウンドがスタート、
TPP合意を受けた国内法整備が早くも本番です。

んなわけで、ちと早めですが、11月24日、赤坂にて、
「デジタル忘年会」を催します。
2016年に向けて、勢いをつけましょう。

               中村伊知哉

2015/10/02
「アクティブなメッセージを発しましょう。」

関係省庁でIoTやAIに関する議論が高まってきました。
安心安全確保のためにドローンを規制する的な政策よりも、
IoTやAIを使って社会経済を改革する的なアクションを望みます。

IoT/AIは流行りの技術ではなく、本質的な変化。
コンピュータが人の思考や表現を変え、
ネットがコミュニケーションコストをゼロにするという
人類史を二分する事件だとすれば、
IoTはモノとモノが交信し、AIは機械が人類を凌ぐという、
人類史を超える事件だと考えます。

世界的にIoT/AI開発・普及が進む中で、
日本はスタンスもポジションも不明確。
安全・安心、セキュリティ、プライバシー、ガイドライン、
そうした規制オンパレードにならぬよう、
アクティブなメッセージを発することが大事でしょう。


さて、ソウル2ヶ所で衝撃を受けてまいりました。
コンテンツコリアラボCKL。人材育成と起業支援の場です。
韓国政府が年12億円の予算で運営しています。
さらに42のスタートアップが2年間「無料」で入居できる
インキュベート施設「文化創造団地」を創設中だとか。

もう一か所、デジタルメディアシティDMC。
ソウル郊外の広大なゴミ捨て場を
国とソウル市と民間企業が連携して再開発し、
放送局やアーカイブ、ミュージアムなどを集積した地。
メディア・エンタメ、ITなど440企業が入居しています。

政府がこの分野にかける本気度をビシビシと感じます。
日本からもそういうメッセージが発せられるといいのですが。

足元では、
CEATEC、京都国際映画祭、DCEXPO、
ぼくらの関連イベントも目白押しです。
負けずに動きを見せてまいります。


               中村伊知哉

2015/09/02
「問題は未来です。」

旧東独のドレスデンを訪れました。
1945年2月、敗戦が決定的なドイツの息の根を止めるため、
英米軍が空爆で85%を焦土にした街です。
プロテスタントで中心的な位置をなすフラウェン教会は、
プロテスタントの軍によって完全破壊されました。
そして60年後、
30万個の瓦礫の3D写真を撮影、コンピュータでCG把握し、
世界最大のジグソーパズルとして空間に再構築されました。
ドイツは過去と決別し、東西の壁を壊し、教会を再建しました。
広島は原爆ドームをそのまま遺し、日本はお詫びを続けます。

さて、問題は、未来です。
8月29〜30日、ワークショップコレクションが開催されました。
150の創作ワークショップが集結、
渋谷11の拠点が子どもたちの歓声に包まれました。
目玉は、取り壊し前の東急不動産本社ビルが開放されたこと。
壁・窓・床・天井など建物全体をみんなでハック!
子どもたちが新しい空間の姿を見せてくれました。
CiP協議会は町づくりワークショップを開催、
超人スポーツ協会もスポーツの未来を見せて参りました。

               中村伊知哉

2015/08/04
「暑い夏を熱く!」

今年の情報通信白書が公表されました。
http://bit.ly/1IxlICF
各章の末尾にコラム「フィクションで描かれたICT社会の未来像」が
設けられました。
鉄腕アトム、ゴジラ、月光仮面、遊星王子、ナショナルキッド、
宇宙戦艦ヤマト、機動戦士ガンダム、スーパージェッター、ジャイアントロボ、
鉄人28号、日本沈没、電脳コイル、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン、
攻殻機動隊、ドラえもん、星を継ぐもの、空中都市008アオゾラ市のものがたり、
声の網、ほかが登場します。
超人スポーツも紹介されています。
実はCiP協議会の亀山さんが執筆したのですが、閣議を経た白書にしてはパンク
であります。

ポップカルチャーとITの交差する特区を作る。
CiPはそのための活動を進めており、先日、芝商業高校に子どもたちを集め、
未来の街づくりワークショップを開催しました。
超人スポーツ協会は、新しいスポーツを設計すべく、
超人ハッカソンを慶應義塾大学にて開催。すぐにでも国際大会ができるような気がしてきました。
今月末には、コンテンツと食・ファッションの市場を作るイベント
TokyoCrazy Kawaiiをバンコクで開催します。
恒例のワークショップコレクションは、渋谷を本部にして開催です。

暑い夏を、熱くしようと存じます。

               中村伊知哉

2015/07/02
「デジタル暑気払い開催!」

これまで「融合研サロン」と名打って開催しておりましたが
今夏は「デジタル暑気払い」としては開催することとなりました。
産官学の気軽なパーティーです。新しいプロジェクトもスタートし
これまで以上に情報交換の場としてあり続けたいと思っています。
ぜひお気軽に、ご参加ください。
【デジタル暑気払い】
・日時:7月16日(木)19時〜21時
・会場:SUBIR AKASAKA TOKYO
    東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル内
http://www.yougolab.jp/ygl/subir.pdf
・参加費:5,000円/人(立食)
・申込み方法:https://goo.gl/FWgmN6
よりお申込みいただくか、
yougolab@yougolab.jp にご連絡ください。


               中村伊知哉

2015/07/02
「怪気炎を!」

株主総会シーズンは、プロジェクト区切りの季節でもあります。
今般、超人スポーツ協会が正式に発足しました。
デジタル教科書教材協議会DiTTも
年次報告会を開催しました。
デジタルサイネージジャパンには昨年を上回る
13万6千名のみなさんにお越しいただきました。

政府も成果表明の時期。
クールジャパン戦略推進会議がまとめた報告には
竹芝CiP構想が明記されました。
安倍首相はじめ全閣僚が出席のもと策定された
知財計画2015には、教育情報化の推進や
コンテンツ官民連携プラットフォームの設置が記されました。
いずれの会合でも「まずは実行を」と申し上げたところです。

そして、CiP協議会、DiTTシンポ、超人スポーツの場に
いずれもお顔を見せてくださった遠藤利明議員が
オリンピック大臣に就任とのニュース。
2020に向け、ぼくらも力を込めていきたい。
16日には「デジタル暑気払い」を企画しています。
怪気炎を!

               中村伊知哉

2015/07/02
「怪気炎を!」

株主総会シーズンは、プロジェクト区切りの季節でもあります。
今般、超人スポーツ協会が正式に発足しました。
デジタル教科書教材協議会DiTTも
年次報告会を開催しました。
デジタルサイネージジャパンには昨年を上回る
13万6千名のみなさんにお越しいただきました。

政府も成果表明の時期。
クールジャパン戦略推進会議がまとめた報告には
竹芝CiP構想が明記されました。
安倍首相はじめ全閣僚が出席のもと策定された
知財計画2015には、教育情報化の推進や
コンテンツ官民連携プラットフォームの設置が記されました。
いずれの会合でも「まずは実行を」と申し上げたところです。

そして、CiP協議会、DiTTシンポ、超人スポーツの場に
いずれもお顔を見せてくださった遠藤利明議員が
オリンピック大臣に就任とのニュース。
2020に向け、ぼくらも力を込めていきたい。
16日には「デジタル暑気払い」を企画しています。
怪気炎を!

               中村伊知哉

2015/06/02
「6月はアウトプットの季節です。」

弾丸です。
ミラノ万博に来ています。
日本館はディスプレイ満載で、デジタル色がぷんぷんしています。
サイネージ屋としてはうれしいけど、ちょっと濃すぎるかな?
何事も、デジアナの融合とバランスは大切。

五輪に向けて竹芝/CiPは
デジタルのショウケースとなることを期待されているのですが、
さて、どんな空間を設計しましょうか。
今月のデジタルサイネージジャパン@幕張で、
未来像をご覧に入れてみたいと存じます。

教育も同じ。デジタル教科書の普及を推進していますが、
紙をなくせということではありません。融合。バランス。
未来の学びを拓くデジタルえほんアワード作品も募集中です。
英知を集めて、デジタルの学習をデザインしてまいります。

今月は、政府もアウトプットの季節。
知財本部も、クールジャパン推進会議も、とりまとめに入りました。
CiPは政策の受け皿として張り切ります。
さっそくいくつものプロジェクトを走らせます。

まずは本日、「超人スポーツ協会」の設立イベントです。
間に合うよう、弾丸で戻ります。

                代表理事 中村伊知哉

2015/05/08
「You Go News」

社団法人CiP協議会、
社団法人デジタルサイネージコンソーシアムDSC、
先月この2団体が発足しました。
DiTTやIPDCフォーラム他の事務局も担う社団法人融合研究所、
子どもの創造力・表現力を育てるNPO法人CANVAS、
炎上対策の社団法人ニューメディアリスク協会、
慶應義塾大学メディアデザイン研究科
と連携してプロジェクトを進めます。
体制の変更を踏まえつつ、You Go Newsとして、
まとめて情報をお届け致します。

GWはフランス南部の川めぐりをしていました。
ドルドーニュ川、イル川、ドロンヌ川、ウィス川、ガロンヌ川。
CiPは水辺を開拓しますんで。
超人スポーツは川の上を走りますんで。
なんて言い訳のもと、田舎で寸暇。

さて、弾丸で戻り、
CiPは本格始動、
DSCは6月のデジタルサイネージジャパンに向け走っています。
DiTTは新ビジョン作り本番、
IPDCは12日に総会、
CANVASはワークショップコレクションが決定です。
6月2日には「超人スポーツ協会」の設立イベントを
慶應義塾大学三田キャンパスで開催します。

加速してまいります。よろしくどうぞ。


                代表理事 中村伊知哉

2015/04/02
「よき春を。」

パリです。桜は見当たりません。すぐ帰ります。
社団法人CiP協議会、いよいよ設立です。
国家戦略特区として総理大臣の認定も受けました。
力強く発射したい。
デジタルサイネージコンソーシアムも社団法人となり、
2020年に向けた基盤整備に邁進します。
超人スポーツ協会の設立も間近です。

新法人・団体が同時進行で立ち上がりますが、
引き続き融合研究所はこれら事務局のエンジンを担ってまいります。
先月はJMOOC講座「ポップパワー」も提供していました。
23日のCIP協議会イベントでは、
優秀受講生によるプレゼン大会も行い、
人材育成〜ビジネス創成のモデルを試してみたい。
ぜひご参加ください!

  では、よき春を。

                代表理事 中村伊知哉

2015/03/02
「春よ、来い。」

「デジタル十大ニュース2014」、
1万を超える投票をいただきました。
上位はLINE決闘、論文コピペ、プログラミング教育。
スマート化が定着して、社会構造は次のステージへ。
そして、ウェアラブル、3Dプリンター犯罪、ロボット。
ビヨンド・スマートが本格化しつつあります。
http://bit.ly/184Vbxa

次のデジタルを創りましょう。
竹芝にデジタル・コンテンツの特区を創る「CiP」、
社団法人の会員受付中です。
既にNTTdocomo、GREE、TFM、スペースシャワーNW、
中央情報学園、日本音楽制作者連盟ほか
いくつもの企業・団体から理事就任の申込をいただいています。
ご検討のほどを。
http://takeshiba.org/cip_materials/

「超人スポーツ協会」も設立に向け動いています。
http://bit.ly/18tnRkq

JMOOC「ポップパワー」もいよいよ開講です。
http://bit.ly/1tO6u7b


春よ、来い。

                代表理事 中村伊知哉

2015/01/08
「2月6日 スポーツ協会設立発表!」

デジタル教育シンポのため、松江に来ています。
松江のみなさまには、錦織圭選手を生んでくださったことに
御礼申し上げます。  だんだん。

竹芝にデジタル・コンテンツの特区を造る「CiP」、
社団法人の設立に向け、会員受付を開始しました。
既にNTTdocomo、GREE、TFM、スペースシャワーNWほか
いくつもの企業・団体から理事就任の意向を伺っています。
http://takeshiba.org/cip_materials/

超人スポーツも動きます。
「超人スポーツ協会」の設立発表を
今週金曜の「デジタル新年会」@赤坂にて行います。
http://bit.ly/1JZ9pxO

恒例の「デジタル十大ニュース」結果発表も
もちろんデジタル新年会にて。

JMOOC「ポップパワー」は来月開講。
こちらも、よろしく。
http://bit.ly/1tO6u7b


                代表理事 中村伊知哉

2015/01/08
「2月6日 デジタル新年会開催!」

新年をドブロクニクで過ごしています。
中世の城壁に囲まれたこの地で旧ユーゴスラビア、クロアチアの
血塗られた歴史を思うと、「進撃の巨人」が生々しくよぎります。

元旦のブログに記したとおり、ここ数年はマルチスクリーン、
クラウドネットワーク、ソーシャルサービスによる「スマート化」を
軸に活動してきましたが、
昨年はインテリジェント、IoT、ビッグデータ等による「脱スマート」に
対応した新機軸に力を入れました。
今年はそれを形あるものにするため、CiPと超人スポーツに両足の体重を
かけます。
http://ichiyanakamura.blogspot.com/2015/01/20142015.html

来月はJMOOCに「ポップパワー」というコースを開設し、これらプロジェクトの
参加者に幅をもたせようと思います。
受講無料ですので、よろしければどうぞ。
https://lms.gacco.org/courses/gacco/ga026/2015_03/about

さて、恒例のデジタル十大ニュース、投票受付中です。
2014年は事件が多く、ノミネートも20本あります。
http://bit.ly/12x2jQk

投票結果は、これも恒例のデジタル新年会にて発表。
2月6日、赤坂にて。ご参加お待ち申し上げます。
http://digital-signage.jp/event/


                代表理事 中村伊知哉

2014/12/01
「どうして解散するんですか?」

「どうして解散するんですか?」
存じません。


ところで。
ソウルの韓国コンテンツラボCKLを訪問しました。
コンテンツの人材育成と起業支援を一貫して進める機関で、
韓国政府が運営しています。
いいなぁ。
竹芝CiPは類似の機能を民間で東京に立ち上げるプロジェクト。
政府にも支援願いたいけど、まずは自分たちでがんばります。

日本を本場にしたい。
先日、今年も海外マンガフェスタを開催し、
ちばてつや先生はじめ内外のマンガ関係者が集い、
マンガの発展策を探りました。
こうした場や機能を開拓していきます。

4日(木)、年末の融合研究所サロンを開催します。
CiPや超人スポーツのことなど、語るべきことがたくさん。
お待ち申し上げます。




                代表理事 中村伊知哉

2014/11/07
シャキッとして。

CEATECは、家電とケータイのショーから、
ウェアラブルとロボットとクルマの展示会に変身していました。
パソコン・ネット・コンテンツの「デジタル」から、
スマホ・クラウド・ソーシャルの「スマート」へと、
つい先ごろ代替わりしたと思いきや、
もう場面転換とは。
いやはや、おもしろい。やじ馬にとりましては。
中でも目を引いたのは、各種センサーなど部品の展示に人が群がっていたこと。
家電・ケータイといった商品より、部品に目が移るのは、
業界が解体期に入ったということですか。
バラけた技術がM2M、IoTに入り込んで、新商品、新産業を産むことを祈ります。

先の東京五輪開会式から50年に当たる10月10日、CEATEC会場脇にて、
「超人スポーツ委員会」の決起集会を開きました。
ウェアラブルやサイボーグ機器などを装着して、キミも快速・怪力の超人になる。
空だって飛べる。
オリンピック選手を超える能力を手に入れて、戦おう。
そんなスポーツを開発します。
これから組織づくりに動きますが、竹芝CiPも競技会場に名乗りを上げたい。

本件、先日、竹芝CiP説明会で、「まずはドローンレースかな」なんて話をして
いたら、堀江貴文さんにダメ出しをくらいました。
「そんなことはスグできる。検討してないで、今スグやろうよ。」
ああ、そのとおりだ。
ぼくらに必要なのは、ビジネスプランでも、将来展望でもない。
今スグやる、そのスピードと強さ。
シャキッとしたところで、秋が深まります。

来月頭には、融合研サロンを開きます。ぜひどうぞ。



                代表理事 中村伊知哉

2014/10/02
ニッポンのパワーを、世界に。

週のはじめ、竹芝埠頭から
納涼船に乗って東京湾を巡ってきました。
ことし最後でしょう浴衣姿の男子女子が
目立っていたのはいいとして、
マリオやナルトやミニスカポリス、
コスプレの多さに目を丸くしました。
ごった煮クールジャパンを竹芝から発信する。
CiPプロジェクトに対する気合いを、
大騒ぎの若い衆からもらいました。

2週間前には台北におりました。
Tokyo Crazy Kawaii Taipei。
日本のゲーム、音楽、食、ファッション、雑貨
などを海外に持ち出し、新市場を作る。
昨年パリで開催して、稲田朋美大臣(現自民党政調会長)に
ゴスロリ姿で練り歩いていただき、
ネットが炎上したイベントの第二弾です。
今回もぼくが実行委員長を務めました。

ニッポンのパワーを、世界に、
点から線、そして面へと広げていきたい。
今月も関連イベントが目白押しです。
先へ、まいりましょう。


                代表理事 中村伊知哉

2014/09/02
これからも育てていきたいもの

先週末、第10回ワークショップコレクションが開催されました。
融合研究所が連携して活動するNPO「CANVAS」が主催です。
10年前に参加者500名だったものが昨年は10万人に到達、
世界最大の子ども創作イベントへと育ちました。

今年は慶應義塾から青山学院大学に場所を移し、装いも一新。
広く明るい空間で、参加者からもこれまで以上の反応をいただきました。
デジタルもの、ロボットもの、プログラミング学習ものが
多かったのも時代を映していました。

全国同時のクリエイティブ・キッズデイも実施しました。
愛知、京都、沖縄などで130のワークショップを開催。
全国に展開する。これが本来やりたかったこと。
10年目にして、新しい一歩です。

もう一つやりたかったこと。国際化。
これにも力を入れました。
同時開催の「国際デジタルえほんフェア」には40か国、200作品が参加。
「デジタルえほんアワード」にはボローニャ国際絵本展の
デジタル部門を上回る応募をいただきました。
いずれも(たぶん)世界最大です。
デジタル創作列島を形作り、世界のプラットフォームにする。
その想いが、少しでも形になればいい。

先月初め、リヨンにあるリュミエール兄弟の家を訪れました。
彼らが映画を発明して120年。
彼らの夢はアナログからデジタルへとひらき、
今や極東の子どもたちがプログラムを組んでスマホへ発信するまでに育っています。
これからも、育てていきたい。



                代表理事 中村伊知哉

2014/08/05
さらなるヒントをつかみに、、、

マルセイユです。
昨年、海辺を再開発した港町。
竹芝CiPのヒントがほしいと思いまして。
無論マルセイエーズはW杯8強では不満なようです。
ジダンを生んだ町ですからね。
2016年、サッカー欧州選手権はこの地で開かれるとか。

当方は2020年の五輪に向けて
ポップ&スマートの仕掛けの最中です。
先月から竹芝CiPにてサロン・シップと題する勉強会をスタート。
今月末はいよいよワークショップコレクション@青山学院大学。
きゃりーぱみゅぱみゅ「もしもしにっぽん」のコーナー、
「ICIHIYA'S POP EYE」も制作に力を入れています。

霞ヶ関では同期の局長が誕生しました。
役所に入ったころ、課長は父親で、
局長といえば老人と見ていたのですが、
とうとう、自分がそうなりました。
我が身の骨にムチ打つ。

さて、さらなるヒントをつかみに、
コートダジュールに向かいます。



                代表理事 中村伊知哉

2014/06/03
新しい、始まり

国立競技場ファイナルウィーク「JAPAN NIGHT」が開催されました。
L'Arc-en-Ciel、Perfume、いきものがかり・・・
J-POPを代表するアーティストたちの祭典です。
そのライブ音楽の高水準さはもちろん、
超巨大スクリーン3面による映像表現、
5万人のペンライトの光をリアルタイム操作する技術力、
その総合力に、世界22カ国から集まった70社のメディアも
目を見張ったことでしょう。
何より私が驚いたのは、それだけの高機能ペンライトを貸出し、
ライブ後に回収できなかったのはわずか1000本!
「ファンの力」がクールジャパンの源だと実感します。

2020年に向けて ---
国立競技場は生まれ変わります。新しい、始まりです。
JAPAN NIGHTも、これがスタートです。
このニッポンの力を、これから海外に発信していきます。
国内にインバウンドの拠点を構築しつつ、
アウトバウンドの発信力を高めていきます。

竹芝にコンテンツ拠点を作るCiP構想も始動。
9日に慶應義塾大学三田で説明会を開催します。
11日から3日間はデジタルサイネージジャパン@幕張。
今年もニッポンのデジタル力を展示します。
26日にはデジタル教科書教材協議会シンポを開き、
新たな政策も模索致します。
お運びくださいませ。


                代表理事 中村伊知哉

2014/04/02
世界に打って出る勢いを。

今年もボローニャ国際児童図書展に来ました。
いろとりどり、五大陸の絵本が集まります。
その中で、女子美の学生たちが作品を商談にかけていました。
いいなぁ、世界に打って出る勢い。

その前の週は、沖縄国際映画祭でした。
沖縄をハブ市場にしつつ、
吉本興業はじめ日本のコンテンツを海外展開するため、
9カ国のメディア関係者と意見交換してきました。

これから東京・竹芝で始めるデジタル街づくりも、
世界に打って出るための常設発信基地と
研究・教育機能を備えた場にしたいと夢想しています。
新しい年度です。勢いをつけて参ります。


                代表理事 中村伊知哉

2014/03/06
デジタル十大ニュース2013結果発表・ソチ五輪

デジタル十大ニュース2013、ネットでは6118票の投票をいただきました。
1位:バルス祭り 14万tweet 世界記録塗りかえる
2位:特定秘密保護法とNSA通信傍受
3位:3Dプリンター低価格化で身近に
4位:オープンデータ進展
5位:冷蔵庫に入る若者たち〜炎上相次ぐ
6位:ホリエモン出所
7位:あまちゃん・半沢直樹、テレビの底力
8位:4K8K/Hybridcast次世代テレビに期待感
9位:大阪市・荒川区・武雄市が2015年度までに子どもにタブレット配布
10位:ウェアラブル・コンピュータ時代到来か

光がさしてきた気がしませんか?
4K8Kやタブレット教育といった新市場が提示された一方、
あまちゃん半沢でテレビが底力を見せました。
秘密保護法という影にはオープンデータ=情報公開という光が対抗。
冷蔵庫炎上に対してはバルス祭りが元気にしてくれています。
そして、ビヨンド・スマート。
3Dプリンターやウェアラブルが入選。リアル、モノへの回帰です。
もはやスマホやソーシャルの次が求められる状況なのですね。

さて、ソチ五輪が終了、日本はどうだったでしょうか。
よくやった、のか。もっとやれた、のか。想いが交錯します。
肉体を強靭化するマシンを装着したサイボーグ五輪を開催したり、
全採点競技でウェアラブルPCを装着させて自動採点したり、
東京五輪ではそんなことも目指してみたい。
五輪に向けて、新しいデジタルを切り拓くための都市開発を
東京・竹芝地区で進めることにしました。
スタンフォード大学の研究機関を再興する企画にも乗り出します。
このあたり、ぼちぼち発信していきますが、
何せローリング・ストーンズ@東京ドーム、
20歳も年上の兄ちゃんが走り回るのを肉眼で見てしまい、
こうしちゃおれんわ。  むずむずしている次第です。

                代表理事 中村伊知哉

2014/02/04
デジタル新年会にて

年明けから義理のない新年会にもマメに足を運びつつ、
バリ島やら京都やら台湾やら福岡やらウロウロしております。

デジタル十大ニュース2013、投票締切り間近です。
http://bit.ly/1dc420T
ウェアラブル、3Dプリンター、バルス祭り、4K8K、
オープンデータ、あまちゃん半沢、ホリエモン出所・・
明るいエントリーが多かったですね。
結果は今週金曜の「デジタル新年会」で発表します。

その際、デジタルサイネージコンソーシアムの提言に加え、
東京・竹芝地区にコンテンツ産業拠点を形成するプロジェクトや
スタンフォード大学や吉本興業との共同研究など、
プレス発表する予定。バンドもやります。

新年会も投票も、ご参加をお待ち申し上げます。
http://digital-signage.jp/event/

                代表理事 中村伊知哉

2014/01/10
2013デジタル業界十大ニュースの投票開始!

昨年のデジタル業界十大ニュースの投票を開始しました。
http://bit.ly/1dc420T
4K8KにiPhone、ウェアラブルに3Dプリンター、バルスに炎上、
あまちゃんに半沢、オープンデータに秘密保護・・
この結果は2月7日(金)の「デジタル新年会」で発表します。
新年会も投票も、ご参加を!
http://digital-signage.jp/event/
ブログでは、昨年のプロジェクトを総括し、本年を展望してみました。
http://bit.ly/1iLrOTJ

東京・竹芝地区にコンテンツ産業拠点を形成するプロジェクトや
スタンフォード大学との共同研究をしかけたりするなど、
今年は新機軸も用意しています。このあたりも新年会で。
近著「コンテンツと国家戦略」で描いた宿題も果たして参ります。

謹賀新年。

                代表理事 中村伊知哉

2013/12/02
こよみのうえでは ディセーンバ。

こよみのうえでは ディセーンバ。

先日はロンドンの学生たちに日本留学を勧めるイベント。
あなたがたの五輪では、女王陛下にジェームスボンド、
Mrビーン、ティムバーナースリー、ベッカム、マッカートニー。
じゃあわれわれの五輪の開会式には誰がいい?と問いかけ。
ガンダム、初音ミク、ピカチュウ、なのかなぁ。

てな話を終えて帰国して、駆け回ります。師走です。
今週末には「国際公共経済学会」の大会をホスト。
テーマは「2025年のICT」。未来志向の議論を再開したく。
それに先立ち、金曜の晩には、
ニコ生「それでもクールか!?」第二回。
政策への問いかけも強めてまいります。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160538695

先月はInterBEEにて木村太郎さんと
オリンピックラジオについてセッションを開きました。
また、Googleのシュミット会長と石戸奈々子さんが
プログラミング学習の推進で共同会見を開きました。
来年に向けての新機軸を仕掛けております。

ハートはサバイバー。


                代表理事 中村伊知哉

2013/11/06
「IT「を」からIT「で」」

CEATEC2013では、
スマートテレビ・メディア融合の展示やセミナーに参加したのですが、
クルマ会社が主役を張ったり、情報社会の未来像を提示したりと、
IT「を」どうするかから、IT「で」どうするか、
つまりITの提供から、ITの利用へと軸足が移ったようでした。

先月はそうしたイベントを相次いで実施しました。
ネット炎上対策のニューメディアリスク協会がフォーラムを開催、
オープンデータ流通推進コンソーシアムも利活用・普及委員会を再開、
海外マンガフェスタ第2回もビッグサイトで開かれました。
デジタル技術を使って社会経済を活性化する策に
引き続き注力致します。

今週の初めにはGoogleのエリック・シュミット会長が来日し、
CANVASとプログラミング教育を推進することを共同会見しました。
デジタル教育はあたりまえ、一歩進んで、創造性教育へ。
ようやく世の中が、ゴトリ、と音を立てて動き始めた、
そんな気がしております。

11月7日(木)には融合研究所サロンを赤坂で催します。
お目にかかれれば幸いです。



                代表理事 中村伊知哉

2013/10/02
「情報通信月間」

あまちゃんも半沢直樹も終わって、
朝夕、茶の間にひんやりとした空気が漂いますが、
街へ出ると、五輪招致で少しばかり華やいで見えます。
これから7年、世界の目を引き続けますね、日本。
いえ、でもやはりこちらから発信していきましょう。
ということで、
Tokyo Crazy Kawaii Paris。
日本のポップカルチャーを発信するイベントを
パリで開催してきました。
稲田朋美クールジャパン担当大臣にも
ゴスロリ姿で会場を練り歩いていただきました。

今月は、CEATEC、NRAフォーラム、海外マンガフェスタ
などイベント続きです。情報化月間ですもんね。
その月間にて、11年続けてきたNPO「CANVAS」が
総務大臣賞を受賞することとなりました。
どうもありがとうございます。
融合研究所とは引き続き連携しつつ取り組んで行きます。

来月7日には融合研サロンを開催します。
いろいろ仕込みますので、その際にもお話しますね。


                代表理事 中村伊知哉

2013/09/03
「秋の入口」

1963年8月、ビートルズのファーストアルバム、
「プリーズ・プリーズ・ミー」が英チャート1位を快走していました。
以来半世紀。
音楽は、社会は、そして私は、
半世紀にふさわしい成長をとげたでしょうか。

なあんて、振り返ってちゃいけませんね。
創りましょう。
8月はいつもキッズの季節。
この夏休みも各地でデジタルワークショップが大賑わいでした。

東大ではMITメディアラボのレズニック教授を迎えて
プログラミング・ワークショップを開催しました。
私たちのデジタルキッズは、
メディアラボのプログラミング活動が原点であり、
改めてここに力を入れようと考えています。

夏休みは先生方にとってもかき入れ時。
教育情報化のセミナーも各地で開催されました。
デジタル教科書運動も新しい局面に入っています。
普及をグッと進めるよう、秋に向けて弾を込めます。

クールジャパンも動きます。
9月20〜22日はいよいよ
Tokyo Crazy Kawaii Paris。
http://www.crazykawaii.com/
日本のポップカルチャーを海外で本格展開するため、
最初の仕掛けをしに出かけてきます。

しかし知財ビジネスはおいそれとはいきません。
TPPも知財問題が関税以上にこじれているとか。
どうなりまするやら。
その知財問題に立ち向かい、
青空文庫を創った富田倫生さんが
8月16日に亡くなられました。
下記のとおり追悼イベントが開催されます。
9月25日、会場でお目にかかりましょう。
http://www.voyager.co.jp/aozora/

さて、ビートルズ誕生の地、リバプールにいます。
これから半世紀、
音楽は、社会は、そして子どもたちは、
どのように成長をとげるでしょうか。
秋の入口に、想いを馳せてみます。

                代表理事 中村伊知哉

2013/08/07
「新しい仕掛け」

7月、パリ郊外で開催されるJapan Expo。
今年もクールジャパンを偵察してきました。
おおにぎわいでした。
でも、日本側がイベントを企画して仕切らないと、
ビジネス的にはガツンと来ません。
そこで9月、ファッション、音楽、グルメ、
マンガアニメゲーム、雑貨を総合した日本イベント
「Tokyo Crazy Kawaii Paris」をパリで開催します。
http://www.crazykawaii.com/
新しい仕掛けを打っていきます。

ネット選挙も新しい仕掛けでした。
総務省の啓発映像コンテストや、
成長戦略研究会のアプリコンテストにも協力しましたが、
今回はまだ練習。次回の本番に向けて策を練ります。
雑感はブログにも記しました。
「「脱ねじれ選挙」の後の脱力感」
http://bit.ly/12Tdn9L
「政権にやってほしいのは3つだけなんです。」
http://bit.ly/12Tdsdz

さて、夏休み。
デジタルキッズの最盛期です。
今年も各地で連日、創作ワークショップが開催されています。
12年前、活動を始めたころの目標は、
各地で自発的に取り組まれるようになることでしたが、
ずいぶん広がってきたと思います。
でも、まだまだ不足。素敵な活動を開発していきたい。
今月、東大ではサマーキャンプとして
プログラミング講座を開催します。
MITでやっていたことをいよいよ本格展開。
古くて、新しい仕掛けです。

                代表理事 中村伊知哉

2013/07/04
「2013念後半戦」

政府は先月「知的財産政策に関する基本方針」を閣議決定し、
今後10年の「知財ビジョン」を決定しました。
クールジャパン政策も同時に煮詰められ、
アクションプランも策定されたところです。
成長戦略に向け、政策立案も山場を迎えました。

私たちのプロジェクトも今年の山場にさしかかっています。
デジタルサイネージジャパン2013@幕張は
今年も13万人のかたがたにお越しをいただき、
デジタル教科書教材協議会のシンポは
2万人を超えるかたがたにネット視聴いただきました。

ネット選挙運動も解禁。
官民による啓発活動に参加する一方、
炎上対策にも力を入れて参ります。
2013年後半戦、よろしくどうぞ。

                代表理事 中村伊知哉

2013/06/04
「動いております。」

動いております。
ようやく、マイナンバー法が成立、
ネット選挙運動も解禁です。
総務省はネット選挙運動啓発「動画」コンテストを
6月10日〆切で開催しています。
http://promotion.yahoo.co.jp/netsenkyo/
また、(社)成長戦略研究会は
ネット選挙アプリ開発コンテストを開催中。
http://bit.ly/17a6NMV
いずれも私は審査員として協力しています。
腕におぼえのあるかたはぜひご応募を。

先月、自民党情報化教育促進議連は、
1人1台タブレット導入を推進する提言を決議。
私もアドバイザーとして議論に参加しました。
与党・政府はこれを成長戦略につなぐ見込みですが、
DiTT:民間サイドも加速すべく動きます。
6月17日にはシンポを開催します。
政府クールジャパン対策に関しても、
ポップカルチャー分科会の議長として提案をまとめました。
元気がみなぎるアウトプットを結実させましょう。
恒例のデジタルサイネージジャパンも今月です。
昨年のご来場は13万人。今年はどうかな?
デジタルサイネージアワードにも超優秀作が集まりました。
結果発表にご注目を!

                代表理事 中村伊知哉

2013/05/08
「2013年4月の大きなできごと」

GWおつかれさまでした。
4月には大きなできごとが3つありました。

まず、教育情報化。
自民党教育再生実行本部が提言を発出、2015年を目途に、
100程度の地域で1人1台タブレットを整備するといった
前のめりな策を打ち出しました。
安倍政権の成長戦略でも取り上げられていくと思います。

次に、クールジャパン。
政府ポップカルチャー分科会の議長を私が務め、
短期間で「参加・融合・育成」を軸とする提言を策定。
これも成長戦略の柱になっていくことを期待します。

そして、もう一つ。
融合研の理事でCANVAS/デジタルえほんのボスである
石戸奈々子さんが、
総務省情報通信審議会の正委員と、
フジテレビ「とくダネ!」の水曜レギュラーに就任。
新しい視点での情報発信を期待します。


                代表理事 中村伊知哉

2013/04/02
「新しい華が咲き誇る新年度へ」

花びらの舞う新年度です。
政府・知財計画の策定に携わっています。
今後10年のビジョン作りです。
その原案は、政策転換を促すものとなっています。
エンタテイメントのビジネスを中心に据えてきた政策を、
ユーザが作成するコンテンツや、公共・教育利用、ビッグデータなど、
国民全体の問題として捉える方向に舵が切られそうです。
コンテンツ産業の拡大から、コンテンツ自体の創造・利用へという広がりです。
TPPでも知財が重要課題になりますが、
産業重視一辺倒のアメリカに対する
日本のスタンスにも影響があるかもしれません。
ただ、政策の中味以上に大事なのは、その政策自体の優先度を
高めることでしょう。
農業社会、工業社会から情報社会への移行というのは
小学生でも話しますが、
では政策の優先順位はというと、その逆だったりします。
資源も安価な労働力もない日本は知恵で食うしかなく、
その政策が最重要だ、と言い切りたい。
韓国の新政権は、IT政策や科学技術を統括する
「未来創造科学省」を置くことにしました。
国民を何で食わせるのか。姿勢が明確です。

さて、恒例のワークショップコレクション。
先月のイベントには、10万人のみなさんにお越しいただきました。
10年前、500人でスタートし、それが倍々に増え、とうとう大台。
子どもたちの創造性やコミュニケーション力を高めたいという
保護者の熱意が高まっていること以上に、
タブレットを嬉々としていじくり回している2歳児の
能力に目を見張りました。
需要は高い。でも、供給が足りません。
その後、デジタルの出版物や映像の広がりを確かめるため、
ボローニャ絵本展や
沖縄国際映画祭に駆け足で参加してきたのですが、
作り手・受け手ともに、この1年で明らかにデジタルの浸透度が
高まっています。
新しい花の咲き誇る新年度にしたいと存じます。

                代表理事 中村伊知哉

2013/03/04
「ITをテコに経済を刺激すべし」

政権のデジタル政策は未だハッキリしないものの、
このところ、巷のニュースでは、
ネット選挙解禁、医薬品ネット販売やら、
小売り40社のネット通販売上が13年度は1兆円に、
東京・荒川区、授業用タブレット全小中学生に配布、
災害時のデジタルサイネージ運用ガイドライン策定へ、
最高裁、TV番組の海外転送サービスを著作権侵害と確定、
など、IT・知財政策のトピックが噴出しています。
偶然ではないんでしょう。
金融緩和、財政出動に並ぶアベノミクスの柱、
「成長戦略」は、規制改革の旗を立てています。
ただ、そこからITや知財の話は聞こえてきません。
これに対し、民間サイドでは、
医療にしろ教育にしろコンテンツにしろ、
遅れた日本のIT「利用」を広げることをテコにして、
経済を刺激すべしという声が立ち上っている、
という表れではないでしょうか。

さてさて、9日10日は年に一度の祭典、
ワークショップコレクション@日吉。
世界最大の子ども創作イベントです。
表現とコミュニケーションを拡げる新世代の輝きを
ぜひお越しになってご覧いただければと存じます。

                代表理事 中村伊知哉

2013/02/04
「デジタル十大ニュース2012 結果発表」

融合研究所が事務局を仰せつかっている
デジタルサイネージコンソーシアムとデジタル教科書・教材協議会主催の
「デジタル新年会2013」@渋谷。
今年も満座の賑わいを頂き、盛大なスタートを切ることができました。
その場で発表となった「デジタル十大ニュース2012」ネット投票結果。

1位 どないしてん日本家電産業
2位 LINE8000万人、無料通話ソーシャルサービス戦国時代へ
3位 違法ダウンロード刑罰化
4位 コンプガチャ問題
5位 炎上大国ニッポン:市長も社長も教育長も
6位 ソーシャルなデモ多発:原発やら反日やら
7位 遠隔操作ウィルスで警察手玉に取られる
8位 アノニマス大暴れ!ACTAとか霞ヶ浦とか
9位 スマートテレビ始動:放送、通信、メーカーの本格対応
10位 ビッグデータは宝の山?

それぞれのコメントはブログに示しておきましたが↓
http://bit.ly/11m5ojt
全体を眺めると、なるほどなぁという感じです。
2011年の十大ニュースでは、
マルチスクリーン、クラウドネットワーク、ソーシャルサービス
という構造変化がハッキリしたんですが、
2012年はそのマイナス面、
つまり、ガチャ、炎上、家電の落ち込みといったゴタゴタが出た反面、
スマートテレビ、LINE、ビッグデータ、といった次の市場も見えました。
2013年はどうなるでしょう。
マイナス面は解決の方向に進むでしょうか。
プラス面はその成長を本格化できるでしょうか。

                代表理事 中村伊知哉

2013/01/09
「謹賀新年 反省、2012年。展望、2013年」

昨年のデジタル業界十大ニュースの投票を開始しました。
http://bit.ly/ZAKV9I
ラインアップに目を通すと、メディアの構造変化が社会問題や
停滞感をもたらしたとともに、
新種アプリやソーシャルテレビ、ビッグデータといった、
次を担う芽も見え始めた年であったことが
浮き彫りになります。
この結果は1月23日(水)の「デジタル新年会」にて発表します。
いずれも是非ご参加下さい。
http://digital-signage.jp/event/
ブログでは、昨年のプロジェクトを総括し、本年を展望してみました。
政権も改まり、われわれも新しい展開を準備しています。
http://bit.ly/UDTFa6

正月はインド・コルカタで迎えました。
宿のテレビをつけると、インド版巨人の星「SURAJ」が開始。
重いコンダラもオロナミンCのCMも出てまいりませんが、
父ちゃんは食卓をひっくり返し、養成ギブスも出てきます。
いずれオズマもオーロラ三人娘も登場するのでしょうか。
スポンサーはスズキ、ANA、ダイキン、日清食品。
アニメを触媒にしたクールジャパンの新モデル形成が期待されます。
巨人の星や由紀さおりさんなど、40年以上前の日本のコンテンツが
いま改めて海外で活躍しています。
自分たちが培ってきた力を再点検して、
世界に次々と打って出ていけ。
クリケットの主人公SURAJから、そんな激励を感じ取りました。
謹賀新年。

                代表理事 中村伊知哉

2012/12/04
「2013年1月23日 デジタル新年会 開催!」

先月、ソーシャルゲーム協会(JASGA)が設立され、
事務局長に就任しました。
国際競争力の発揮が期待できる数少ない分野です。
健全化を確保しつつ、産業の躍進を目指します。
そのあいさつ回りの矢先、衆院解散。
IT政策もコンテンツ政策も争点になく、
結局3年たってもネット選挙すら実現しませんから、
今後も期待は致しませんが、
TPPの知財協議がどうなるかなど、
選挙結果が左右する事項もあるでしょう。
思いをぶつけ、気炎を上げるため、
1月23日には「デジタル新年会」を開催します。
新政権のかたがたにも声をかけます。
それに向け、「デジタル十大ニュース2012」も
またネット上で選定します。
ぜひご参加ください。
http://digital-signage.jp/event/


                代表理事 中村伊知哉

2012/11/02
「ワクワクしたい。」

先月、フランクフルト大学を訪れました。
日本学科は教員2名のところ、学生が530人!
未だクールジャパン熱やまず、だそうです。
海外からの熱い視線をブランドやビジネスに結実したいものです。
さきごろ5ヶ月ぶりに開いた融合研サロンには
各界から160名の方々にお越しいただきました。
ワクワクしたことしたいですね・・熱い声が会場を満たしていました。
にしてもこの5ヶ月だけでもニュースが続きましたね。
コンプガチャ、オリンピック、尖閣・竹島、安倍さん返り咲き、
野田さん新内閣、菊池尚人さん結婚、孫さんスプリント買収、
橋下さんvs朝日、石原さん辞任、Windows8・・もうこれで10個だ。
あと2ヶ月、まだまだ何かある気配。
ワクワクしたいと存じます。


                代表理事 中村伊知哉

2012/10/02
「汗をかいてまいります。」

ソーシャルゲーム業界との対話を続けています。
コンプガチャに端を発した安心・安全策への取組です。
ただ、この新しいジャンルは、産業の発展が見込まれることに加え、
教育利用など文化・表現として公益に寄与する潜在力もあります。
「健全な発展」を期待する次第です。
これも新しいメディアとして開発・普及を進めている
「デジタルサイネージ」は、コンソーシアムを設立して5年、
今月1日には総務大臣表彰を受けました。
国際競争力を発揮すべくさらに注力します。
また、融合研究所が研究協力する「デジタルえほん」のアプリ
「tap*rapシリーズ」がグッドデザイン賞を受賞。
第2回デジタルえほんアワードも募集スタートです。
弾みをつけてまいります。

一方、先月、デジタル教科書の視察に訪れたソウルでは、
またしてもショックなことを見聞しました。
小学校の先生曰く「教育にSNSを使いこなすのは当然」、
通信会社曰く「教育IPTVを教師の2割が活用中」、
メーカ曰く「スマホを使う子どもは賢くなるとPRしている」、
政府曰く「ODAでアフリカ・アジアにデジタル教育を展開中」、
う〜ん、どれも日本では聞こえない話ですよね。
政府・自治体などの情報を公開し、共有・活用する
「オープンデータ」の活動もようやく本格化してきました。
こちらもキャッチアップ型。
教育や行政など公共分野の情報化は産官学の奮起が必要。
汗をかいてまいります。

動いております。
メディアも、政治も、国際関係も。
そこで今月末、融合研究所サロンを開きます。
賑やかに作戦を練ろうと思いますので、
ぜひお越しください。

                代表理事 中村伊知哉

2012/09/04
「ロンドン五輪が終わり・・・」

ロンドン五輪終了。
選手団の金15個目標に対し結果は7個。でも銀と銅が31個。
金を獲らずに銀と銅をかき集めるというのは、
控えめに振る舞って実を取るという世界戦略なのかも。
特に銀。14個は過去最高。
重量挙げ、体操男子、フェンシング、卓球女子、水泳・・。
ただ、その多くは、決勝では完敗でした。
ギリギリ惜しくて銀、というより、がんばったよくやった銀、満足の銀。
それだけ金は遠いんでしょうか。
1位を獲りに行かないと獲れないものなのでしょうか。
「2位じゃダメなんですか。」
レンホウの呪いは効いていたのかもしれませんね。
そんな中、惜しくて金を逃し、涙にくれたなでしこが、
表彰式では破顔一転、この上ない弾け方で現れたのに感激しました。
手本にすべきCool & Popはコレだ!

さて、ロンドンは開会式でイギリスの成り立ちを表現しました。
田園から産業革命、戦争を経てロックミュージックへと。
女王陛下が睥睨する中で、Sex Pistolsを流すことのできる
豊富な資産と深い懐にうなりました。
そして最後にWWWのティム・バーナーズ・リーを登場させるなんてニクい、
ズルい。
閉会式もモンティ・パイソンのエリック・アイドルが登場したかと思えば、
ザ・フーのマイジェネレーションで締めるとは。
東京もまた招致に精を出すようですが、成功した暁に、
東京が世界に表現するコンテンツは何でしょう。
ロンドンに対抗できるとすれば、
マリオとピカチュウと風雲たけし城にお出ましいただいて、
トリは水木一郎師匠にスキヤキ歌ってもらうのかな・・。


                代表理事 中村伊知哉

2012/08/02
「がんばれ、ニッポン」

パリのジャパンエキスポに行ってきました。
クールジャパン対策が動き出し、
会場も、マンガ・アニメ・ゲームだけでなく、
ファッションや観光などのプレゼンスが高まっていました。
総合力を発揮できるか。ニッポン、がんばれ。

ロンドン五輪の開会式は英国の総合力を再認識しました。
田園や工場からパンクロックまで。
女王陛下の面前でSEX PISTOLSが流れる、包容力。
トーキョーで開催するとなると、
ニッポンをプレゼンするのは気合いが要りますね。

今回の五輪は民放・NHKともネット中継が本格化しました。
昔の日記をたぐっていたら、
「アトランタはインターネットのオリンピックになる」
とのメモがありました。でも、そうはならなかった。
シドニーも、アテネも、北京も、そうはならなかった。
それから16年。

技術があっても、ビジネスとして、社会環境として
実現するにはそれぐらいかかってしまう。
時間はかかっても、技術的に必然なものは、実現する。
どちらに立つか。

さて、しばし寝不足が続きますが、
がんばれ、ニッポン。


                代表理事 中村伊知哉

2012/07/03
「カギはコンテンツ」

 スペイン優勝を見届けて、パリに向かいました。

デジタル教科書教材協議会は前月5日に成果発表を開催、
民主党、自民党、文科省との討論を行いました。
昨年までの「やるかやらないか」の議論が
「どうやるか」に転換していることを実感しました。
「教育情報化ステイトメント」にも、1ヶ月足らずで
40を超える自治体の首長が賛同を寄せています。
http://mirainomanabi.net/
うねりを感じます。

これも先月開かれたデジタルサイネージ2012には
13万人を超えるかたがたに来訪いただきました。
日本型のスマートテレビも実像を現してきました。
地デジ整備後の融合メディアに視線が注がれます。

教育利用にしろ、新メディア整備にしろ、
カギはコンテンツ。
日本コンテンツの新展開を探るため、
今年もジャパンエキスポをのぞいてきます。

                代表理事 中村伊知哉

2012/06/04
「知財計画2012」

 先週、総理以下全閣僚が出席する知財本部会合が開催され、
「知財計画2012」が策定されました。
私も出席したのですが、計画策定の最終段階で、
デジタル教科書実現に向けた制度改正を検討するとの
項目が盛り込まれました。
デジタル教科書教材協議会が制度改正を求める提言を
発表したのは4月頭のことで、それも契機となって
その後、政府や与野党でも議論が活発となり、
知財計画に反映された次第です。
ようやく入口に立った、ということで、
活動に弾みをつけていきたい。
6/5の成果報告会では熱い動きを共有します。
他方、ソーシャルゲームの適正化に向けた展開もあり、
メディアを巡る政策や政治の動きは
選挙をにらみつつ活発化する可能性もあります。
しかし、新しいメディア環境を切りひらく主役は民間。
今年も6/13から「デジタルサイネージジャパン」を開催します。
進化するメディアの今と未来を提示致します。
お運びください。

                代表理事 中村伊知哉

2012/05/8
「融合研究所サロンとDiTTシンポジウム」

融合研究所が事務局を務めるデジタル教科書教材協議会は、
先月、デジタル教科書を教科用図書とするための
制度改正を求める提言を発表しました。
学校教育法や著作権法などを改正せよという
これまでの議論とは一線を踏み越える大胆な意見で、
これを基に与野党や関係省庁と論議を始めています。
教育情報化は30年近くの歴史がありながら
未だ議論や実証の域を脱し得ていません。
もはや熟議より決断と実行が求められているのですが、
政治が決められないなら民間が進むしかない。
6月5日のDiTT成果発表会では
そのような思いもお伝えします。


決断と実行が必要なのは他の分野も同様です。
今月14日には恒例の「融合研サロン」を開催。
こちらは夜の部ですので、もっとストレートに
デジタル分野の決断・実行をご相談できればと存じます。
今のところ出席のお返事をいただいているのは、
衆院議員2名、参議院議員1名、霞ヶ関3省庁、通信5社、放送8社、
広告2社、メーカ2社、エンタメ3社、ソーシャル2社
、 新聞記者、映画監督、IT、弁護士、大学、学生など合計80名です。
ぜひお運びください。

【融合研サロン】

・日時:5月14日(月)19時〜21時
・会場:赤坂シュビア
    東京都港区赤坂2-14-5 プラザ ミカドビルB1
http://r.gnavi.co.jp/g341501/map/

・参加費:5,000円/人(立食)
*ご参加いただける方は、http://ow.ly/6LfIg
よりお申込頂くか、
もしくは、yougolab@yougolab.jpまでご連絡ください。

皆様のお越しをお待ちしております。

                代表理事 中村伊知哉

2012/04/19
「融合研究所サロン開催!」

来月5/14(月)に融合研究所サロンを開催致します。
昨年12月以来の開催になります。
新しい年度に入り、益々お忙しい時間を過ごされているかと存じますが、
今回はサロン会場を新たに変えまして、また、融合研究所の取組みなども
改めてご紹介させて頂きたいと考えております。

【融合研サロン】

・日時:5月14日(月)19時〜21時
・会場:赤坂シュビア
    東京都港区赤坂2-14-5 プラザ ミカドビルB1
http://r.gnavi.co.jp/g341501/map/

・参加費:5,000円/人(立食)
*ご参加いただける方は、http://ow.ly/6LfIg
よりお申込頂くか、
もしくは、yougolab@yougolab.jpまでご連絡ください。

皆様のお越しをお待ちしております。

2012/04/03
「スマートテレビが花盛り」

スマートテレビが花盛り。
Google TVやApple TV、HuluやNetflix。
日本でもネット配信やスマホ向け放送などが本格化しています。
NHKの放送記念日特集もスマートテレビでしたし、
民放連「デジタル・ネット研究会」も報告をまとめました。
これは黒船?  いや、チャンスでしょう。
日本は通信・放送融合ネットワークが世界に先駆けて整備され、
融合法制も整いました。
世界のどこよりもソーシャルサービスを使いこなす国民がいる、
「みんなのネット力がある」という好条件にも恵まれています。
日本型のスマートを構築して世界に打って出たい。

テレビ、PC、ケータイ。そしてスマホ、タブレット、サイネージ。
そこに再び現れたテレビという回帰です。
でも、そのイメージはまだハッキリしません。
これは20年前の「マルチメディア」に似てますね。
要するに、念仏のようなもの。
当時、バブル後の不況に、マルチマルチと唱えていたら、
PCやケータイという実像が立ち上ってきたわけですが、
今度はスマートスマートと唱えていたら、
どんなものが立ち上ってきますかね。

さて、「みんなのネット力」を将来展望に活かすため、
総務省情報通信白書のSNS意見募集に協力しています。
今月のテーマは「ソーシャル・クラウド時代のメディアの将来像」。
Facebook、mixiにて。どしどし意見をください!
・Facebook
http://www.facebook.com/MINNAdeICThakusho

・mixiページ
http://page.mixi.jp/view_page.pl?page_id=234396


                代表理事 中村伊知哉

2012/03/02
「技術・ポップ・みんな」

このところ初音ミクに関するインタビューが舞い込んできます。
そのたび、ポイントは3つ、「技術・ポップ・みんな」と答えています。
ボーカロイドという誰でも専属歌手を持つことができるようにした「技術」。
カワイイ「ポップ」なキャラクターという身体性を持たせたコンテンツ。
そして「みんな」が創るオープンな産業文化。
ソーシャルサービスの上でN次創作を促し、多様な参加を許した。
技術+ポップという日本の強みがソーシャルで増殖し、海外に浸透していく。
これからの日本パワーのモデルですよね。
サイネージもデジタル教科書も、そういう方向だと思います。

先週末、恒例のワークショップコレクションを開催しました。
世界最大の子ども創作イベント、2日目の日曜日には5万人が来場!
これもそうです。
先端のデジタル技術を使い、子どもがポップなコンテンツを生む、
みんなが参加してコミュニティとして発信する場、そこに力が漲る。
最近、街づくりや特区形成、イベント企画などの相談をよく受けます。
バーチャルとリアルとを組み合わせ、
コミュニティを形成するニーズが高まっているのでしょうね。
初音ミクのような新しいモデルを創造していきたいと思います。


                代表理事 中村伊知哉

2012/02/02
「デジタル十大ニュース 2011年」

1月10日、「デジタル新年会」を開催しました。
 IT、通信、放送、ソフトウェア、メーカ、コンテンツ、官庁、
大学などデジタル関連500名のかたがたにお越しいただきました。
今年はガツンと行きましょう!ということで。
 さて、年末からネット投票を募集していた
「デジタル十大ニュース 2011年」の結果をその場で発表しました。
以下のとおりです。
1位 スマートフォン急激に普及上半期出荷台数は1000万台超
2位 スティーブジョブズ氏死去
3位 復旧作業や安否確認にソーシャルサービスが活躍
4位 通信・放送融合法制が施行
5位 震災後 TVのネット配信が一時実現
6位 facebookの加入者日本で1000万人突破
7位 タブレット端末各メーカーから出揃う
8位 地デジ、被災三県除き整備完了
9位 DeNA野球参入に楽天が反対
10位サイバー攻撃相次ぐ
 マルチスクリーン(スマホ、タブレット)、
融合ネットワーク(融合法制、地デジ)、
ソーシャルサービス(ソーシャル、facebook)のメディア3分野の
構造変化が見事に表れたラインアップでした。
 さてさて、今年は何が起こるでしょう。
 いや、何を起こすか、が問題ですね。
 今月末、いよいよワークショップコレクションです。
 みなさんのお越しをお待ち申し上げます。



                代表理事 中村伊知哉

2012/01/06
「2012年のはじまりにあたり」

長く歴史に残る2011年が去りました。
震災・原発、EU危機、アラブの春、
世界史の教科書に残るできごとが重なりました。
メディアの分野でも、
マルチスクリーン、融合ネットワーク、ソーシャルサービス
の3点で20年ぶりの大波が押し寄せました。
2011年の自分の仕事を振り返ると、
デジタルサイネージ、デジタル教科書など
プロジェクト案件を継続するとともに、
政府(知財本部、総務省、文科省、経産省)
の仕事も分量が増えました。
新規モノとしては、コンテンツ開発に注力しました。
デジタルえほん社の創業と作品リリース。
ITメディア「もういっぺんイッてみな!」スタート。
ラジオ番組「This is IT」をベースにした
新書「新世紀ITビジネス進化論」の出版。
NHKテレビシリーズ「らくらくパソコン塾」、
「らくらくデジタル塾」への出演。
「IT復興円卓会議」ニコ生シリーズの企画・出演など。
2012年はまた別の方角に向かおうと思いますが、
まずは2月末のワークショップコレクションに注力。
今年もみなさんのお越しをお待ちします。
http://www.wsc.or.jp/WSC.html


                代表理事 中村伊知哉

2011/12/08
「2012年1月10日 デジタル新年会」

地デジ整備、スマホ躍進、ソーシャル急進、
ジョブス死去、融合法制施行、サイバー攻撃、
DeNA野球参入、ホリエモン収監・・。
いろいろあった2011年。デジタル十大ニュースは何でしょう?
1月10日、デジタル業界の新年大パーティで、それも決めましょう。
デジタル、メディア、IT、コンテンツ、みなさん大集合!
定員500名の集まりで、新年の景気づけをします。
業界リーダーやクリエイターのかたがたからメッセージをいただきます。
早いモノ勝ち。よろしく!

■日時:2012年1月10日(火) 18:30〜21:00 (18:00受付開始)
■会場:SPACE SHOWER TV THE DINER(渋谷)
■参加費:6,000円
■ご案内:
http://www.digital-signage.jp/event/
■お申込み:
http://www.digital-signage.jp/cgi-bin/f2m/f2m.cgi?T=form_g
 

                代表理事 中村伊知哉

2011/11/02
「2012年1月10日」

先日、台北とバンコクを訪れました。
どちらもデジタル教科書の国際会合です。
どの国もそれぞれ課題を抱えていますが、
それぞれ強みを持ち寄って、
中韓台らアジア諸国の関係者が協調して進めよう
という明るい議論になりました。
バンコクは水があふれていました。
でも、市民の顔つきは周囲が心配するほど険しくはなく、
どこか非日常を楽しむような表情も見え隠れし、
我々が見習う点もありそうだ、と感じました。

早いもので今年も終盤。
自粛の季節は過ぎましたよね。
反転、復興への力強い槌音を響かせたいところ。
そこで、年明けに大新年会を催したいと考えています。
パアっと。
1月10日(火)。夕刻です。
時間と場所は改めてアナウンスしますが、
デジタル、IT、コンテンツ関連のみなさまに
ご案内しますので、
ぜひカレンダーにマルをつけておいてください!

                代表理事 中村伊知哉

2011/10/11
「融合研究所サロン開催!」

融合研究所サロンを開催します。5月以来の開催です。
ぜひお誘い合わせの上、お越しください!
・日 時:10月17日(月)19:00〜21:00 
・会 場:バネバグース 赤坂見附店
    港区赤坂3-10-4  月世界ビル4F
http://www.bagus-99.com/darts/store/akasaka.html
・参加費:5,000円/人
*ご参加いただける方は、http://ow.ly/6LfIg
よりお申込頂くか、
もしくは、yougolab@yougolab.jpまでご連絡ください。

2011/10/4
「しばし、賑やかに」

上から降り注いでいた蝉の声が止み、
下から秋の虫が賑やかに奏でています。
われわれも、賑やかに発信の秋です。
融合研究所が研究協力している
慶應義塾大学メディアデザイン研究科(KMD)のイベント
「KMDフォーラム」がニコファーレで開催されました。
ニコ生放送は7万人以上のかたにご覧いただき、
産学連携プロジェクトの情報発信にはなったかと思います。

その際、7件のプレス発表も行い、
全国の子ども向けワークショップの博覧会
「ワークショップコレクション」の出展募集や
「デジタルえほんアワード」の募集もお知らせしました。
音制連に協力して制作したJ-Popを紹介する番組シリーズが
フランスのテレビ「ノーライフ」でオンエアされることも。
子どもが制作したコンテンツがサイネージをジャックする
「街中こどもテレビ」の5000ディスプレイ突破、
「ITUデジタルサイネージワークショップ」の開催」、
「地理メディア開発プロジェクト」のスタートも。

先週末にはTED×Kids @Tokyoで
「未来の教室」をプレゼンしてきました。
今週はCEATECで「サイネージ」と「IPDC」のプレゼン。
来週からは台湾とタイで「デジタル教科書」のプレゼンです。
しばし、賑やかに。



代表理事 中村伊知哉

2011/9/2
「新章スタート」

夏も過ぎ、金魚売りも店じまいでしょうか。
お盆は帰郷し、五山送り火を見て来ました。
被災地の薪を巡り対応が二転三転、
結局セシウムが検出されたということで焚かれずじまいだったのですが、
検出されたセシウムの量は普通にこんぶ食べるよりうんと低いという人もいて、
結局何を根拠にどう判断されたのか・・、
結論としていろんな人たちの善意が宙に浮いてしまったということでした。
善意と善意が交錯し、その結果、善意が成就しないジレンマ。
今回の是非はともかく、個人的には、
長く日本を被う縮こまり志向といいますか
ビビリ症といいますか、
何かまずそうなことがあったらできるだけやめとこう
という自粛ムードがまだ取り払われていない点を危惧します。
そんな重たい空気を新しい首相は一掃してくれるでしょうか。
どっしりした政治を期待します。
創作活動で賑やかだった子どもたちもまた学校に通いはじめ、
今月は私たちのプロジェクトも新章スタート。動き出します。
まずは今日、どじょう喰ってきます。


代表理事 中村伊知哉

2011/8/4
「新しいプロジェクトの構想」

先月初め、ジャパンエキスポ@パリに行ってきました。
Sync Music Japanもブース展示して参りました。
クールジャパンイベントに20万人近い来場者。
こういう国際舞台での情報発信に力を入れていきます。
一方、先週は、「DiTT EXPOシンポ」と題し、
東大・京大・慶應の元3学長による教育情報化イベントも開催。
その翌日には、「IT復興円卓会議」という名の
ニコニコ生放送をスタート。
年末まで6回シリーズで、ITの復興策を論じていきます。
もちろん夏休みはキッズ活動の本番。
子どもがコンテンツを制作し
いろんな街のサイネージで流すといった
ネット×キッズ×ポップの連携プロジェクトも進めています。

そんな中、アナログ停波が執行されました。
期限に間に合わせるのは無理という声も多かったのですが、
インフラ整備に立ち向かう日本の歴史からみて
何とかやり遂げるだろうと私はみていました。
関係者のご努力に敬意を表します。
しかしこれはゴールではなくスタート。
デジタル技術を活かしたサービスの開発も、
跡地を活かしたビジネスの展開も、これから。
融合法制も施行され、ハードソフト分離事業者も現れる中、
地デジ後、融合後の舞台を切りひらく企業の
お手伝いをしたいと考えています。
企業の顧問などは特殊ケースを除きお断りしてきましたが、
本年後半からは活動を再開します。
新しいプロジェクトの構想も進めます。
関心がありましたらお声がけください。


代表理事 中村伊知哉

2011/7/4
「熱い夏に」

いまJapan Expo@パリに参加しています。
世界に日本ポップを届けるべく。羽織ハカマで。
本件、またレポート致します。
さて、ホリエモンが収監されました。
賛否が分かれ功罪あるひとですが、
同時代の一側面を示すアイコンであることは間違いない。
そこで直前に「あっちとこっちのギリギリで」と題し、
特別授業をしてもらいました。
学生たちを前に、宇宙開発、研究所設立、政治改革など
元気な夢を語り、あっち側に発っていきました。
でもそれらの課題は、
こっち側の私たちが引き受けなければいけない。
もちろんこっち側も休みなしです。
先月にはデジタルサイネージジャパンを開催、
震災にもめげず今年も13万人の人出を迎えました。
この一年でサイネージも、看板からネットメディアへ、
広告メディアから災害にも役立つ公共メディアへ、
ソーシャルサービスともつながるみんなのメディアへ
と進化していることを感じました。
いよいよ地デジも完成、ネットワークも出そろい、
世界で活躍できるサービスが登場する期待にふくらみます。
デジタルキッズもデジタル教科書も取組が本番の夏。
熱い夏にしたいと思います。


代表理事 中村伊知哉

2011/6/3
「空気を変えたい」

先月、国会議員15名とともに被災地を見て回りました。
津波で根こそぎ持って行かれた地の真ん中にたたずみ、
体験したことのない匂いに身を置くと、
全国を復興させる絵図は描くことができても、
被災地を「復旧」するかどうかは覚悟が難しい。
そう感じました。
一方、被災地の市街では、
東京で消えているサイネージが煌々と活躍していて、
下を向いている場合ではないと改めて思った次第。
IT復興円卓会議の続編をニコニコ生放送シリーズにしたり、
復興策を政府・与党と議論したりする計画です。
空気を変えたい。
私が会長を務める知財本部コンテンツ調査会も
週末に報告を総理に提出しますが、その中にも
「自粛を自粛しよう」というメッセージを
何度も書き込んだところです。
来週には「デジタルサイネージジャパン2011」。
新しいメディアを創り出す元気なメッセージを発信してまいります。
メッセージと言えば、デジタル教科書教材協議会で
授業ビジョン「DiTT Vision 201X」を作りました。参考まで。
「DiTT Vision 201X」
http://www.youtube.com/watch?v=sBkeHwFCmOI&feature=youtu.be




               代表理事 中村伊知哉

2011/5/9
「動き始めました」

動き始めました。
4月13日に開催した「IT復興円卓会議」では、
政官産学の有識者のかたがたにお集まりいただき、
情報通信分野の復旧・復興策を議論。
その後も引き続き、
私たちにできること・すべきことを進めています。
しばし止まっていた政府の活動も再開。
私が参加しているものだけでも、
文科省・学校教育情報化懇談会はビジョンをとりまとめ、
知財本部コンテンツ調査会、総務省コンテンツ創富力懇談会も
復興を展望した政策立案にギアを入れています。
それらの会議では、自粛ムード打破の意見が多数を占めます。
自粛を自粛し、
口笛吹きつつ、前を向いて進みたいと存じます。



               代表理事 中村伊知哉

2011/4/1
「立ち上がりましょう。歩きはじめましょう。」

立ち上がりましょう。
歩きはじめましょう。
まさに国難。未曾有の事態の中、
政府・関係者は被災地の救済・復旧が急務ですが、
同時に「復興」も必要です。「建設」が必要です。
IT分野、メディア分野もしかり。
被災地だけでなく、日本全体の中長期的な復興策が求められます。
新しい日本を築かなければなりません。
そのためには、ITの力が欠かせません。
政官産学の知恵を結集して議論を始める場面と考えます。
そこで、4月13日、「IT復興円卓会議」を開催し、
そのきっかけとしたいと存じます。
ネット配信も予定しています。詳しくは、下記まで。


               代表理事 中村伊知哉

IT分野の復旧・復興策を考える緊急会議を開催します。
「IT復興円卓会議」
http://ithukko.com/
・日時    : 2011/04/13(水) 18:30〜20:30
・会場    : 慶應義塾大学三田キャンパス東館G-SEC6F
        (東京都港区三田2-15-45)

2011/3/16
「お知らせ」

このたびの東北地方太平洋沖地震によって被災された皆さまに、
心からお見舞い申し 上げます。
一般社団法人融合研究所は、今回の地震による影響を鑑み、
今週いっぱい、スタッフが自宅待機の場合があります。
ご理解・ご了承の程お願い申し上げます。
スタッフ一同、被災地が一日も早く復興の途につくことを祈念いたします。



               代表理事 中村伊知哉

2011/2/7
「メディアの先端」

 先月末、IPDCフォーラムのシンポジウムを開催し、
マルチメディア放送やメディア融合、ホワイトスペースなどの
展示やパネル討論を行いました。
融合法制成立などこの一年の動きは
事業環境を大きく変化させていることを実感。
こうしたメディアの先端トピックを発信するため、
日経ラジオで「This is IT」という番組をスタートさせ、
ラジオ+radiko+モバイル+Podcast展開も試しています。
放送といえば、これも先月から、
NHK「らくらくパソコン塾」というテレビ番組で
中高年にPCやネットを教える役を務めているのですが、
中高年対象ですと、「使い方」が中心になります。
これが子ども対象だと、たぶん全く違うんですよね。
子ども向けデジタルの領域を開拓しよう!ということで
先般「デジタルえほん」という会社を立ち上げました。
コンテンツやアプリの開発も進めて行きます。
そして、子どもたちの創作・表現活動を集める
「ワークショップコレクション2011」。
今月末に日吉で開催です。
http://www.wsc.or.jp/index.html



               代表理事 中村伊知哉

2011/1/18
「謹賀新年」

 謹賀新年。
2010年は大がかりな年でした。
融合法制の成立、ホワイトスペース特区の設計など
メディア融合の取組が
地デジ後をにらんだステージに入るとともに、
スマートフォン、電子書籍リーダー、サイネージなど
テレビ、PC、ケータイに次ぐ第4のメディアとしての
スマートメディアが実像を結びました。
コンテンツ政策も海外+ネット対応へと体重移動、
クールジャパンの新しい対応が始まりました。
日本版FCC論議の逆バネか、
省庁横断のデジタル施策への要求も高まりました。
デジタル教科書を推進する運動が
政官界、教育界、産業界、学界の連携のもとで
立ち上がったのも同じ流れの中にあります。
ヨコにつながる、リンクエコノミーの時代。
そんな1年の仕事を下記ブログで振り返ってみました。
http://ichiyanakamura.blogspot.com/
あわせて今年は、日経ラジオ「This is IT」、
NHK「らくらくパソコン塾」などでも発信していきます。
2月26,27日にはワークショップコレクション。
引き続きプロジェクトに邁進します。ご指導ください。


               代表理事 中村伊知哉

2010/12/5
2010年最後の融合研究所サロン開催!

融合研究所サロンを開催します。2010年最後のサロンです!
ぜひお誘い合わせの上、お越しください!
・日 時:12月7日(火)19:00〜21:00 
・会 場:バネバグース 赤坂見附店
    港区赤坂3-10-4  月世界ビル4F
http://www.bagus-99.com/darts/store/akasaka.html
・参加費:5,000円/人
*ご参加いただける方は、yougolab@yougolab.jpまでご連絡ください。

2010/12/03
「大きく振動した2010年」

 フランクフルト大学が主催する
日本のポップカルチャーシンポに出席してきました。
聞けば、クールジャパン熱で同大学の日本学科には
入学希望者が押し寄せ、教授陣が悲鳴を上げているとか。
果たしてそれに日本が応えられているのかどうか。
足をのばし、グーテンベルクの故郷マインツへ。
1455年の聖書初版本を目の前にしつつ、
グーテンベルクさんは電子書籍元年を
どう眺めているか、問いかけたくなりました。

始まったばかりのデジタル教科書も
一本槍というわけではありません。
「デジタル教育が日本を滅ぼす」を著した
田原総一朗さんがデジタル教科書教材協議会に
参加してくれることになったかと思えば、
総務省フューチャースクール事業が
仕分けで廃止判定を受けたりと、国も揺れています。

一方、4年にわたり論じてきた通信放送融合法制は
放送法改正法成立という形で一段落、
エポックメイキングな前進もみられました。
 大きく振動した今年も、いよいよ大詰め。
来年に向け、気合いを充填します。


               代表理事 中村伊知哉

2010/11/11
「急がなあかんな。」

 台風の沖縄、APEC電気通信・情報産業大臣会合の開かれている
名護市に行ってきました。
そんなたいそうな会議に呼ばれたわけではないのですが、
「あんたAPEC行った?」
「まだ行ってへんねん、急がなあかんな。」
と会話していた95年APEC大阪のおばちゃんたちみたいに、
押しかけてみたのです。
会場では展示会も開催されていて、
われわれのチームが関わっていた<
デジタルサイネージとケータイやWiMaxをドッキングした
日本型のサイネージモデルのプレゼンが行われていました。
メディア融合時代の新しいモデルを
海外にどしどし提案していきたいところです。

Facebookの誕生を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」を
公開前に夏野剛さんと観てきました
アメリカ東海岸や西海岸のリアリティーを思い起こしつつ、
日本が世界に向けて産業や文化を立ち上げていくには、
何が必要なのだろう。自問していました。
ヒトか、カネか、技術か、根性か、リーダーシップか。
あるいはその全てか。
答えも、そのための戦略も、きっとあるはず。
でも、日本には、時間がありません。
「急がなあかんな。」
つぶやいてみました。
               代表理事 中村伊知哉

2010/10/8
第4のメディア

 スマートフォン、スマートパッド、電子書籍リーダー、
そしてデジタルサイネージ。
TV、PC、ケータイに次ぐこれら「第4のメディア」が
今年一斉に実像を結びつつあるのは、
クラウド、地デジ、融合後をにらんでの必然。
それらは、教育からはデジタル教科書と呼ばれ、
出版からは電子書籍と呼ばれ、
広告からはサイネージと呼ばれていますが、
全体がつながった動きなのでしょう。
 10月2日、ビジネスモデル学会十周年記念大会で
「デジタル、この十年」という講演をしてきました。
思えば十年前にMITに提案した$100パソコン構想は
大きく動いた一方、日本の教育情報化は動きが鈍く、
政府は2020年にデジタル教科書を一人一台に
整備することをようやく決定しましたが、
フランスは2011年、韓国は2013年に達成するとのこと。
日本には、意志が必要です。
 他方この十年、日本のポップへの注目度は高まりました。
海外にポップパワーを発揮する動きも加速させたい。
急な話ですが、10/5(火)、渋谷にて、
JAPA(日本ポップカルチャー委員会)のオフ会を開きます。
ご興味のあるかた、是非どうぞ。



               代表理事 中村伊知哉

2010/9/6
9月17日「ダダ漏れしてもいいですか?」KMDシンポジウム開催

この夏、西安に行ってきました。
京都人の宿題として。
始皇帝の兵馬俑。
平安京ができる千年前にかように圧倒的なものが作られていた、
そのバーチャルな知識とアナログなリアルとの落差に震えました。
いまから千年前、平安女性はかな文字を生み、女流文学を世に遺しましたが、
いまのデジタル文化は何を生み、千年後に何を遺すでしょう。
総選挙から1年、右往左往するこの日本の点景は、
千年後にどう映ることでしょう。
田原総一朗さんが「デジタル教育は日本を滅ぼす」という本を出されました。
呼応するかたちで、いま「デジタル教科書」の本を執筆しているところです。
デジタルを進めるわたしたちも、それに危惧を抱くかたがたも、
これから千年、何を生み何を遺すか、いっしょに考えてるかい。
二千年間、地下に潜んでいた兵士たちに、
そう問いかけられた。気がしました。
さて、急な話ですが、
来週金曜17日、慶應三田キャンパスにて、
「ダダ漏れしてもいいですか?」
というシンポジウムを開催することになりました。
下記に案内をおつけします。お越しください!
http://polipro.org/wordpress/kmd_sympo


               代表理事 中村伊知哉

2010/8/6
「デジタル教科書教材協議会」設立、「日本のいちばん長い夏」公開

7月27日に「デジタル教科書教材協議会」設立総会・シンポジウムを開催。
500名の会場は超満員で、ネット中継は1万人以上が視聴したとのことです。
足腰のしっかりしたプロジェクトにしていきます。
夏休みはデジタルキッズの山場。
各地で開催中のワークショップでは、
子どもたちが新しいコンテンツ創りに挑戦しています。
私も挑戦。
ということで、初めて役者にチャレンジしました。
「日本のいちばん長い夏」。
http://nagainatsu.jp/
NHKオンエア後、7日以降、全国の劇場で公開です。
ご笑覧のほどを。

               代表理事 中村伊知哉

2010/7/30
モバイルプラットフォーム協議会

モバイルプラットフォーム協議会では、プラットフォームの多様化に向けた環境整備を推進していますが、
プリペイド方式の決済手段である「ウェブマネー」がGREE等のキャリア公式サイトでも利用可能となりました。
これは協議会で昨年12月に作成した「モバイルコンテンツにおける課金手段の提供に関するガイドライン」に準拠した最初の事例です。
ウェブマネー・ニュースリリース
http://www.webmoney.co.jp/news/news2010/r20100729.html
(関連報道)
http://bit.ly/avgSDM

2010/6/30
融合研究所サロン開催!

融合研究所サロンを開催します。ぜひお越しください!
・日 時:7月16日(金)19:30〜22:00 
(時間がいつもと異なりますのでご注意ください)
・会 場:バネバグース 赤坂見附店
    港区赤坂3-10-4  月世界ビル4F
http://www.bagus-99.com/darts/store/akasaka.html
・参加費:5,000円/人
*ご参加いただける方は、yougolab@yougolab.jpまでご連絡ください。

2010/6/3
突然の退陣劇

突然の退陣劇でした。 大きく揺れ動いています。
しかし、後ろではなく、前に動いていただきたい。
5月には、IT戦略本部と知財本部がそれぞれ政策プランをまとめあげ、
民主党政権下での成長戦略が形作られつつあります。
情報通信議連の「八策」も、さらにそれを加速させるものです。
顔が変わってもブレないことを望みます。
融合研究所でも、デジタル教科書教材協議会の設立準備会、
IPDCフォーラム総会を開催したところです。
そして今月には安心ネットづくり促進協議会総会、
デジタルサイネージジャパン2010 といった仕事も控えています。
日本の政治が揺れても、世界のデジタルは待ってくれません。 加速したく存じます。

               代表理事 中村伊知哉

2010/5/13
DiTT/デジタルサイネージ/情報通信議員連盟

先月訪れた青山小学校。
生徒全員がタブレットPCとwifiを使って、
算数と情報教育を組み合わせた授業を楽しんでいました。
う〜ん、進んでる。刺激を受けてきました。
昨日、いよいよ「デジタル教科書教材協議会」発起人会を開催。
新しい運動として立ち上げます。ご注目ください。

連休に訪れたソウル。
地下鉄の中吊りが全部サイネージになっていて、
しかも電車の中でケータイの映像を見ている乗客が多数。
う〜ん、進んでる。刺激を受けてきました。
新刊『デジタルサイネージ戦略』(アスキー)。よろしくお願い
します。

政府では新特区構想など成長戦略論議が高まっていますが、
議会でも情報通信議員連盟が発足。
私も議連の高井崇志事務局長の朝食会(5/20(木))に参加し、
講演・対談してまいります。早朝ですが、お越し頂ければ幸い
です。

               代表理事 中村伊知哉

2010/4/5
デジタル教科書協議会(仮称)の設立について

「2015年に全ての小中学生がデジタル教科書を持つ」
という政府目標の実現を図るため、「デジタル教科書協議会(仮称)」
を設立し、課題整理、政策提言、ハード・ソフト開発、実証実験
及び普及啓発を進めることと致しました。
政府(文部科学省、総務省等)とも連携して活動を進めて参ります。
幹事及び一般会員を募集いたしますので、ぜひご参加ください。

▽詳細はこちらから
デジタル教科書教材協議会

2010/3/9
年度末の盛り上がり

「ワークショップコレクション」には前回の3.5倍、3万5千人の
来場がありました。
子どもの創造力・表現力を高める活動へのニーズは確実に大きく
なっています。
デジタル教科書を普及させる政策にもリアリティーが出てきています。
放送波で新聞・雑誌を配信するAMIOの公開実験も3/2に終了。
IPDCシンポも熱気を帯びていました。
新しい融合サービスの開拓にリアリティーが出てきています。

3/8の週には三田や秋葉原でデジタルサイネージ実証実験、
3/16-17日は京都でケータイ国際フォーラム、
3/18-19日は福岡ユビキタス特区のイベント、
3/25-28日は沖縄国際映画祭、
私が会長を務める内閣官房知財本部コンテンツ調査会も
年度末に向けて取りまとめに動きます。盛りだくさんです。
今日からしばしMITに向かい、各種プロジェクトをプレゼンしてきます。

融合研究所としては、来年度に向け、評議員・会員を募集します。
この期にご検討いただければ幸いです。
http://www.yougolab.jp/joinus.html

            代表理事 中村伊知哉

2010/2/9
ICT/噴火

鹿児島ユビキタス特区の実験を見て来ました。
眼前、桜島が轟音をあげて噴火していました。
縮こまる空気を自らはねのけようとしていました。
そうだ、そうしよう。

土曜の晩、NHK教育「となりの子育て」に出演、
親も子もICTを怖がるよりも、使いこなそうよと話します。
月末にはいよいよワークショップコレクション@日吉。
デジタルを愉しむ運動を拡げていきます。
3月2日にはAMIOの実験、3月3日にはIPDCフォーラムシンポ@三田。
勢いのある煙を上げてみたいです。

            代表理事 中村伊知哉

2009/12/25
モバイルコンテンツにおける課金手段の提供に関する
ガイドラインの公表

融合研究所では、2009年2月に、モバイルビジネスにおける
プラットフォームの多様性の確保等の環境整備を協議する場として
「モバイルプラットフォーム協議会」を設置し、8月には、
認証課金標準ガイドラインの作成等の提言を内容とする報告書を
とりまとめたところです。
今般、これを受け、同協議会において
「モバイルコンテンツにおける課金手段の提供に関するガイドライン」
を策定しましたので、公表いたします。

▽プレスリリース(約95KB)
http://www.yougolab.jp/mpc/pfkyo-guide091225.pdf

2009/12/8
ユビキタス特区の動向

11月9日、デジタル放送波で新聞・雑誌の紙面を配信する
AMIO(All Media In One)構想を推進するフォーラムが発足。
東京・港区のユビキタス特区で実験も行われます。
広島・福山の特区でも放送局の電波を使ったプランが進展中です。
また、月曜には札幌のユビキタス特区を見てきました。
地下街だけで受けられる13チャンネルのマルチ・ワンセグ放送。
あちこちで新しいメディアを開発する動きが活発になっています。

政府も前向きに動き始めました。
総務省は「新たな電波の活用ビジョンに関する検討チーム」を発足。
私も参加し、産業、文化、地域社会の活性化を働きかけたいと存じます。
http://bit.ly/7fD9NM

            代表理事 中村伊知哉
            http://www.ichiya.org

2009/11/11
All Media In One

デジタル放送波で新聞・雑誌の紙面を配信する
AMIO(All Media In One)構想が始まります。
産学連携のオープン組織「AMIOフォーラム」を形成、
11月9日(月)、六本木ヒルズにてキックオフです。
年度内にユビキタス特区制度を活用した
実証実験も行う予定です。
2011年の地デジ整備後をにらんだ
新しいメディア開発に力を入れてまいります。
情報発信にも注力します。
先月から個人ブログを始めました。
http://www.ichiya.org/jpn/index.html
twitter(ichiyanakamura)での発言も
増やしてまいります。よろしくどうぞ。

             代表理事 中村伊知哉

2009/10/15
サイネージinソウル

ソウルのサイネージを見てきました。
ディスプレイ、ネットワーク、コンテンツの3点で、
日本のライバルとなるサイネージ国は韓国だ、
と認識しました。
国際競争力発揮に向けて日本も本腰を入れないと。
しかし、船出した新政権はまだ不安定で、
補正予算凍結などの影響を
私たちの関係業界も被りそうです。
ざぶ〜ん
政治主導は望ましいことですが、
正しい方向に進むよう、声も高めていきたい。
と思いまして、とうとう個人ブログも始めました。
http://www.ichiya.org/jpn/index.html
発信します。

             代表理事 中村伊知哉
             http://www.ichiya.org

2009/9/8
新政権

振り子が大きく振れたところから
新政権が動き出します。
マニフェストに掲げた「ネット選挙解禁」は
すぐ手をつけるのか。
政策集には掲げたがマニフェスト落ちした
「日本版FCC」や「電波オークション」は
本当に踏み込むのか。
前政権が政府与党合意した
「NTT組織問題」はどうするのか。
期待と不安の下での船出。
融合研としても、新しい形の調整や提案を
始めてまいります。

            代表理事 中村伊知哉

2009/8/7
モバイルプラットフォーム協議会の報告書について

本年2月より検討してきました「モバイルプラットフォーム協議会」の
報告書が完成しました。

▽報告書(約488KB)
http://www.yougolab.jp/mpc/pfkyo-report_0807.pdf

2009/8/7
「融合研サロン」について

融合研サロンを開催致します。皆様、ぜひお越しください。
1.日時:8月31日(月)19:00〜21:00 
2.会場:AUTHENTICA(オーセンティカ)★会場が変更になりました。
http://www.authentica-akasaka.com/news.html
港区赤坂3-5-2 サンヨービル1F(元アンナミラーズ赤坂店跡地)
3.参加費:5,000円/人
*ご参加を希望される方は
yougolab@yougolab.jp  までご連絡ください。
皆様のご参加をお待ちしております。

2009/8/7
中国のサイネージ

中国のデジタルサイネージを見てきました。
五輪を済ませインフラ整備が進んだ北京と、
来年の万博に向けインフラ工事中の上海。
槌打つ響きの上海は、
日本では見られない大型サイネージが配備されていて、
躍動と近未来を感じました。
停滞する日本は、政権をかけた闘いのさなか、
新しいメディア整備に向けた政策がどちらへ行くのか
とても気になるところです。
来月には、日本も躍動と近未来を感じたい次第。

            代表理事 中村伊知哉

2009/7/7
ジャパンエキスポ

「ジャパンエキスポ」でパリに参りました。
ナルト、ONE PIECE、犬夜叉、
無数のコスプレで息苦しいほど。
日本のポップカルチャーが浸透していることを実感します。
国内では通信・放送法体系の論議がほぼ決着を迎え、
法制度は融合促進、規制緩和の方向で進む見通し。
デジタルサイネージジャパンは活況を呈し、
IPDCフォーラムも発足。
新しいメディア領域を切り開く動きが大きく動き出しました。
文化力とメディア力を掛け合わせて、
世界に向けて戦略的に発信していきたいところです。

             代表理事 中村伊知哉

2009/6/18
IPDCフォーラムの発足について

IPを共通基盤とした通信放送融合型のサービスにおいて、
ビジネスモデルの確立、課題の解消、サービス、システムの
実証実験などを目的とした「IPDCフォーラム」を設立しました。
設立総会を以下の通り開催致します。

日時 :2009年6月30日(火)17:00から
場所: 慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール

▽プレスリリース
http://www.yougolab.jp/ipdc/090616_ipdc.pdf

2009/6/11
新しいメディア

ICTビジョンの策定や情報通信法の論議が大詰めを迎えています。
地デジ後をにらんだメディア展開の姿がだんだん見えてきました。
6月10日-12日には「デジタルサイネージジャパン2009」が開催。
新しいメディアもくっきりと形を表しつつあります。
http://www.cmptech.jp/dsj/
私も発信しようということで、
日経サイトで集中コラム「デジタルの手触り 十番勝負」を連載中。
http://it.nikkei.co.jp/business/column/ichiya2009.aspx
中村伊知哉・石戸奈々子著「デジタルサイネージ革命」(朝日新聞出版)も発売開始です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022505982/hatena-gd-22/ref=nosim
             代表理事 中村伊知哉
             http://www.ichiya.org

2009/5/11
デジタルサイネージ日本モデル

アメリカに続き、
ヨーロッパのデジタルサイネージを見て来ました。
欧米先行と言われるサイネージですが、
ディスプレイ、ネットワーク、コンテンツともに、
日本が世界をリードできるという意を強くしました。
6月10-12日には幕張で
「デジタルサイネージジャパン2009」を開催します。
日本モデルを提示できればと存じます。
経済対策も本格化します。
自治体・企業と連携しながら、
メディア実験やコンテンツ開発等の案件発掘をお手伝いします。
融合法制、ICTビジョンなどの論議も大詰め。
はたらきどころと定めます。
             代表理事 中村伊知哉

2009/4/10
ケータイ国際フォーラム

「第8回ケータイ国際フォーラム」が京都・祇園で開催されました。
茂木健一郎さんらと「ケータイの光と影」について対談したり、
ユビキタス特区サミットを開催したりしながら、
8年やっても次から次へとネタが尽きないもんだと感じました。
デジタルは、まだ進化の途上なんですね。
新年度です。
モバイル視聴率プロジェクト、
音楽著作権データベース実証実験、
地域ICT医療プロジェクト など、
新規案件も増えてまいります。
どうぞ本年度もよろしくご指導のほどお願い致します。
             代表理事 中村伊知哉

2009/4/1
「融合研究所」一般社団化のお知らせ

融合研究所は、2009年4月1日より一般社団法人となりました。
今後とも引き続きご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。

2009/3/9
アメリカ西海岸視察

ラスベガスのデジタルサイネージエキスポ。
日本モデルを追求すれば世界市場で張り合えると感じました。
シリコンバレーのGoogle本社。
若き日本人エンジニアたちが渡り合っている姿に感激しました。
サンフランシスコの子どもセンターZEUM。
日本にこそ必要なデジタル創造拠点です。
日本を想う年度末の西海岸でした。
             代表理事 中村伊知哉

2009/2/13
「モバイルプラットフォーム協議会」設立

モバイル業界の発展のため、モバイルビジネスにおける
プラットフォームの多様性の確保に向けた環境整備を
推進することを目的とする関係民間事業者による協議会
「モ バイルプラットフォーム協議会」を発足しました。
2009年2月23日にその第一回 会合を開催します。

▽プレスリリース
http://www.yougolab.jp/mpc/MPCpress090213.pdf

2009/2/10
IT戦略の強化は景気回復の…

みぞうゆうの経済危機のなか、
政治が蛇行、政権交代も取りざたされる一方、
アメリカはブッシュ政権がオバマ民主党政権へと移行。
IT戦略の強化が期待されている。
おや、どこかで見た風景・・・
そう、93年当時のマルチメディアブームです。
パパ・ブッシュからクリントン民主党政権へと移行、
情報ハイウェイ構想に注目が集まる一方、
日本は55年体制が崩壊して細川政権が発足。
バブル崩壊後の景気低迷にあって、その突破口として、
マルチメディアに産業界の期待が集中、
インターネットやモバイル通信の爆発へとつながりました。
今回、デジタルサイネージやマルチメディア放送は、
突破口となり得るでしょうか。
             代表理事 中村伊知哉

2009/2/6
「オープンモバイルコンソーシアム」一般社団化のお知らせ

モバイルオープンコンソーシアムは昨年10 月に、
モバイル業界の発展と利用者利便の増進を目的とし、
オープンで公正なモバイル環境を整備するための提言や
制度設計を行う団体としてスタートしたところですが、
今般、法人格を有する一般社団法人となりました。

▽プレスリリース
http://www.yougolab.jp/omc/OMCpress090206.pdf

2009/1/16
今年もよろしくお願いします

新年が始まりました。
昨年、融合研究所が発足して以来、デジタルサイネージ、
IPデータキャスト、オープンモバイル、コンテンツ学会
などのプロジェクトが立ち上がってまいりました。
本年はさらに、ユビキタス特区でのマルチメディア放送や
サイネージの実証実験など、具体的な技術・ビジネス検証を進め、
政策論議にも反映させていきます。
ご指導のほどお願い申し上げます。
             代表理事 中村伊知哉

2008/12/11
ブダペストの電話博物館

駐ハンガリー大使の鍋倉さんに会いに行きました。
電話交換機はハンガリー人が発明したと聞き、
ブダペストの電話博物館も訪れました。
「世界初の手動交換機を見たよ!」と
日本の学生たちにSkypeで伝えても、
デジタル世代に感動は通じず。
「ぬう、交換機も電話も、そろそろ死語なのか?」
政府は2015年のICTビジョン作りに着手。
未来を明るく展望したい年の瀬です。
             代表理事 中村伊知哉

2008/11/01
未来の情報通信の課題と展望

11月5日、三田にて「未来の情報通信の課題と展望」
に関するイベントを開催します。
これに先だって4カ国でワークショップを行いました。
10月30日にNHKでオンエアされた「私の1冊 日本の100冊」
でもワークショップの模様を紹介してもらいました。
当日はその模様もご覧にいれながらクロストーク致します。
ぜひお越し下さい。
             代表理事 中村伊知哉

2008/10/30

入会申込用紙をアップしました。
http://www.yougolab.jp/omc/moshikomi0810.pdf

2008/10/30

新規入会のお申し込みについてはこちらをご覧ください。
http://www.yougolab.jp/omc/omcshinki0810.pdf

2008/10/30

オープンモバイルコンソーシアム 会則をアップしました。
http://www.yougolab.jp/omc/omckaisoku0810.pdf

2008/10/30

オープンモバイルコンソーシアム設立総会を開催致しました。
http://www.yougolab.jp/omc/omchoukoku0810.pdf

2008/10/15
「オープンモバイルコンソーシアム」関連記事

オープンモバイルコンソーシアム
設立に関する記事が掲載されました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20081014/173660/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081014/316744/

2008/10/14

モバイル業界の発展のために、
フェアでオープンな環境を作るために必要な提言や、
制度を構築しモバイルビジネスを市場拡大させることを目的とする
協議会「オープンモバイルコンソーシアム」を設立しました。

▽プレスリリース
http://www.yougolab.jp/omc/release081014.pdf
2008/10/11

「コンテンツ学会」設立総会を開催しました。
http://contents-gakkai.org/
2008/10/08

10月8日に、代表理事中村が世話人となって
「安心ネットづくり」促進協議会の設立発起人総会を開催しました。
会長の堀部先生にもご参加頂きました。
この協議会は、インターネットの利用環境をより良くするために
様々取組を実施している民間の自主的取組の結節点となり、
これまでの活動をより大規模に、
そして効果的に行っていくことを目指すものです。

融合研究所でもこの活動と連携し積極的に
サポートしていきたいと思います。

            代表理事 中村伊知哉
2008/10/06
米の金融危機、日の事故米危機。

米の大統領選、日の総選挙。
ハラハラより、ワクワクが欲しいですね。
さて、今月はいよいよ「ワークショップコレクション2008」。
12-13日に慶應・三田キャンパスで開催します。
 http://www.wsc.or.jp/WSC2008.html
11日には「コンテンツ学会」設立総会。
今後もさらに企画を立ち上げて参ります。

            代表理事 中村伊知哉
2008/09/08
騒がしかった夏が行きます。

夏休みはキッズプロジェクトの季節。
今年もデジタルキッズがたくさんのコンテンツを生みました。
子どもたちは元気ですが、おとなはどうです?
国力とは何か。五輪のたび、考え込みます。
メダルは実力どおりだったでしょうか。予想外だったでしょうか。
国の威信をかけた地デジは五輪で予想どおり伸びたでしょうか。
2010年のW杯ではどうでしょう。
2011年以降のアナログ跡地では、
元気な新市場を創出できるでしょうか。
そしてそのころまでに、
首相は何人かわるんでしょうかね。    

                代表理事 中村伊知哉
2008/08/06
暑サニモ負ケズ。

と思い立って、皇居の周りを走り始めたところ、
3日続けたら、1kg増えてしまいました。
さて、われわれのプロジェクトも、
総務省黒瀬さんを慶應の教授に迎えるなど、
陣容が厚みを増しています。
子どもの夏休みは、デジタルキッズ本番でもあります。
にぎやかに、まいります。
日本の夏。デジタルの夏。

                代表理事 中村伊知哉
2008/07/18
融合研サロンのお知らせ

サロンを開催します!ぜひお越しください。
▽日時:2008年8月29日(金)19時〜
▽場所:ANTZ REPUBLIC(赤坂)
▽申込み:yougolab@yougolab.jp までご連絡下さい。
2008/06/16
御礼

融合研究所設立パーティーは、123名の方々にお越し頂き、盛大なスタートになりました。ありがとうございました。
2008/05/16
融合研設立総会のお知らせ

設立総会を開催します!ぜひお越しください。
▽日時:2008年6月6日(金)19時〜
▽場所:ANTZ REPUBLIC(赤坂)
http://www.antz-bar.com/re_akasaka/index.php
▽申込み:yougolab@yougolab.jp までご連絡下さい。